BS FAN "BV fan"さんと同意見です。2006年のライブCDを聴いたとき、バーブラも高音域が出なくなったなぁと少し残念な気持ちになりました。しかし、少し衰えたとは言えバーブラの魅力に変わりはありません。このライブDVDはその内発売されるだろうと何回となくamazon/USAをチェックしていました。また、早く見たくてこのDVDの仕様などを何度も確認していましたが、輸入版ミュージックDVDを購入するときにいつも問題となるのは、そうリージョンコードです。
このDVDはリージョン1となっていますが、本当ですか?イギリス版はリージョンフリーのようですし、リージョン1とあってもリージョンフリーのときも多いですから。(日本語字幕があるということはフリー?)
Bronx Tale [VHS] [Import]
以前にVHS版でこの作品を見てすごい名作だと思い、DVDで購入した。
だが私の記憶では、最大の名シーンをカットしてる?
(勘違いだったらごめんなさい)
カロジェロが彼女の兄と口論になり、思わず「ファッキン、○ガー」
と言ってしまい、わずかの硬直の後に、「あなただけはその言葉を
言わないと思っていた。」と彼女に言われるシーンである。
DVD版では、カロジェロ「黙れ!」(ファッキン、○ガーと言っているが、
意訳?) 兄「聞いたろ、こいつも同じだ」に唐突に繋がり、何の脈絡も
ない平凡なシーンになってしまっている。
差別がいけないのは当然だが、これでは単なる言葉狩りではないか?
イビツな言葉狩りは本当にやめてほしい。差別を乗り越えようと、もがき
苦悩する若者をまっすぐに描いた描写をなぜカットする必要があったのか?
ヒート コレクターズ・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]
「傑作」だと思います。「ついに」 と言うか 「やっと」 国内ブルーレイ化ですね。
後に作られた「ダークナイト」もこの作品を参考にされたと言われ数多く様々な影響を与えたと思います。
最近では「ザ・タウン」の中でベン・アフレックが劇中で何気なく見ているテレビの画面に「ヒート」の1シーンが出ていましたね。
デ・ニーロ、アル・パチーノの主演二人がやたら話題になりました。特にカフェでの会話が良いですね。
デ・ニーロの目線の動かし方とアル・パチーノの口元の動かし方の表情も印象に残ります。
その他にヴァル・キルマー、ジョン・ボイド、ナタリー・ポートマン、ダニー・トレホといった俳優陣も素晴らしい。
生かされているのが監督が長年温めていた脚本にあると思います。
ラストも含めほぼ完璧なストーリーかと思います。
アクション面では監督のマイケル・マンはリアリティを追求する為、劇中使用されている銃撃音は全て実際の音を収録し使用し、撮影に入る前に役者たちに実弾による射撃訓練を受けさせたそうです。
全編緊張感が続きますが単なるアクションだけではなく「仁義」「家庭」「安らぎ」「愛情」「仕事」とは何かと思わせるあっという間の171分です。
残酷なシーンも有り男っぽい映画かもしれませんが女性にもお勧めしたいと思います。
Concerts [DVD] [Import]
このDVDは3枚組で日本語の字幕もついているので便利、3枚目の"Making of the Broadway
album"は以前にビデオで発売されていたもののDVD化だろう。1枚目、2枚目が最近の彼女の
ライブ映像、最初の2006のツアーの映像は人足先にCDがでていたが、少し、お疲れ気味で
声にも少し張りをかいている。以前に”Super woman"というCDをリリースしたこともあるが
バーブラも人の子、年齢と共に、少しずつお年がでてきている。勿論それでも水準は超えているが、少し心配だ。ゲストの"IL Devo"はバーブラの前では影が薄い。
2枚目は1994年7月のステージのライブでやはり1枚目よりはるかに若々しく充実した
ステージを見せてくれる。3枚のうちではこの2枚目が一番よく推薦できる。
バーブラにもそろそろ晩秋が訪れてつつあるのが気になるところである。
Untouchables [VHS] [Import]
「アンタッチャブル」は大好きな作品だ。
公開時には身震いがするほど感動したし、DVDも何回も観た。そんな名作のブルーレイ化だ。
これが何とも素晴らしく、恐らく劇場で観た時より凄い(笑)。
デ・パルマの完璧な演出、D・マメットの巧妙かつダイナミックな脚本、E・モリコーネの映画史に残る名スコア、
G・アルマーニのクラシックな衣装、そして禁酒法時代・シカゴの完全・完璧な撮り方・・・
これを傑作と言わずに何というか。
今観るとオールスターだが、俳優でメジャーだったのはデ・ニーロとコネリーだけだったので、誰が命を落とすのか
ハラハラしながら観たのが懐かしい。
中でもA・ガルシアのカッコ良さは群を抜いていた。K・コスナー演じるネスとのコンビも最高。
デ・ニーロの凄み、コネリーの厚み、そしてB・ドラゴの殺気。ド緊張を和らげるC・M・スミスも満点のキャスティング
だった。
映画史に残る「オデッサの階段」を、またしても映画史に残るシーンとした駅での銃撃戦など、もはや伝説の域だ。
メイキング類の新録はないが、カポネ役を最初はボブ・ホスキンスで考えていたことや、ネス役をメル・ギブソンが
断った話など、お宝もののコメントが満載だ。
世の中3Dだらけだが、そのテの作品に飽きた人は是非本作を観返すといい。
遠近感の手法で、いくらでも立体感のある画像は撮れるし、何よりもメガネを掛ける必要が無い。
自分は1930〜40年代のワーナーの暗黒街ものが大好きだが、それらも凌駕する出来栄えは本当に見事。
古い作品だ、と敬遠している人がいれば、それは人生でひとつ損をしています(笑)。
「これぞ映画」という大傑作をぜひ「体感」してほしい。星は文句なく5つです。