佐々木かをりの手帳術
最近「手帳本」がブームだ。「手帳の賢い使い方」を指南する本がたくさん出ているが、なかにはブームに便乗して「とりあえず出してみただけ」のものも多い。
しかし、この「佐々木かをりの手帳術」はよくできている。著者のこれまでの「手帳体験」にもとづいて手帳の使い方を具体的に説明してくれているので、非常にわかりやすく、かつ、実践的なのだ。
また、手帳によってスケジュール管理するのは「自分がハッピーになるため」という思想も明快でいい。
本書の主なターゲットは、著者と同じような「キャリアウーマン志向の女性」なのだろうが、仕事に追われる男性諸兄にも十分おすすめできる本である。
ネプチューンの迷宮 (ポプラ文庫)
黒幕に某大国がいるんだけど、こんなことがありうるのだろうか。
でも佐々木譲の作品だから、何かベースになる事件、事実があるように思える。ネタバレになるから詳しくは描けませんが、良質のサスペンス小説。読んで損はしません。
心のうちがわかればいいのに
限りなくマイナーな歌手佐々木好。北海道の人である。高校の時、NHKFMのあるパーソナリティ-が良くかけていた。飲もうよはいい歌である。透明でガラスのような歌声が胸をしめつける。コタツでたばこをふかしながら聴いてみたい!
チャンネルはそのまま! 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
北海道の架空のテレビ局「星テレビ」を舞台にした、新人女子アナの雪丸花子を主人公にしたテレビ局漫画の最新刊です。
「動物のお医者さん」「Heaven」「おたんこナース」の著者だけに安定感抜群で、1巻ほどの破壊力はないですが今回も楽しませていただきました。ネタバレになっちゃうと不味いので伏せますが、意外な人が意外なところに転属になったりもしますが、雪丸の同期メンバーのその後なども登場、北海道ならではのネタも出てきて、笑わせていただきました。
のんびり連載なので、単行本になるペースが遅いですが、新刊が出るのが楽しみな漫画です。
ところで、、、情報班のあのヒゲの方のモデルは、「水曜どうでしょう」の藤村Pなのでしょうかね。いつもそんな連想をしてしまいます。