ZARD What a beautiful memory~forever you~ [DVD]
昨年の日本武道館でのラストライヴに参加した者の立場からレビューさせていただきます。
「Good-bye My Loneliness」「不思議ね…」「もう探さない」とデビュー3曲のスタートは興奮しました。
ライヴでは初披露となる曲もあり、特に「風が通り抜ける街へ」は良かったです!(確かこの時初披露だったと思います)
2007、2008、2009を購入された方はご存じだと思いますが、重複する映像があります。
ただ、残念なのは「眠れない夜を抱いて」「異邦人」「六本木心中」をカットされてしまった事です。「六本木心中」はデビュー前の物なので仕方ないにしても、ラストライヴ、せめて完全版で収録して欲しかったです。
ZARD SINGLE COLLECTION~20th ANNIVERSARY~
坂井泉水さん、ZARDデビュー20周年、おめでとうございます!
そして、20年間ずっと支え続けてくれている坂井さんの歌詞と心地よく癒される歌声に感謝の気持ちでいっぱいです。
発売日と同時に購入しました。また一つ宝物が増えたって感じです。
坂井さんが細部にまでこだわり、ていねいに作り上げてくれた100曲がずらりと収められていますね。1曲たりとも
飛ばして聴こうなんて曲はありません。1日中エンドレスで、聴いていたいくらいです。
7枚一気に通して聴くと、その頃の思い出や記憶が呼び覚まされます。
またジャケットがLPサイズで大きいので、そのまま部屋に飾っておけるくらいとっても素敵です。ブックレットもそれ
ぞれのシングルジャケットをLPと同サイズの大きさにまとめてくれていて、超豪華です。そして、最後のページには、
坂井さんからの“君には「ありがとう」の言葉を もっともっと たくさんいいたいよ”との手書きメッセージが・・・。
温もりが伝わってきて涙が出そうです。それは逆に、私たちから坂井さんへの言葉だよって、伝えたいです。
「坂井泉水さん ありがとう!」
きっと忘れない―ZARD‐OFFICIAL BOOK
本書は「レコーディング」、「作品」、「プロモーション」、「撮影」、「ライブ」、「ファン」、
「プライベート」、「闘病生活」の計8章から構成され、16年間ZARDサウンドを共
に作り支えてきた坂井泉水の身近に居たスタッフのインタビューと分かりやすい解説で、
坂井泉水という人物を理解する糸口が綴られている。
詳細は買って読む! として、兎に角楽曲作りに専念した理由や拘り、反面おっちょこち
ょいで悪戯好きというのはコンサートツアー「What a beautiful moment」でのミスった時
の舌だしや「永遠」のPVでの車(ポンティアックGTO)のボンネットの話などに結び
つくかと思えば、コンサート前バンドメンバーは長期にリハーサル重ねたが、彼女が歌っ
たのはたったの3回、それも通しで歌ったことがないと言う話には驚かされた。そうした
度胸の良さというのがPV撮影時に現れているように記されている。
本書を読むことで坂井泉水の作詞の世界観、そして歌声の印象も変わるのではないだろう
か、ZARDのボーカル坂井泉水を、ZARDのプロデューサー坂井泉水が客観的に観て
いるというのはすごい。すごいと言えば「君がいない」のバージョン違いで歌い分けして
いるのは流石プロだと思うが、そんな歌唱力についても書いてある。
最後に、当初より状況から自殺ではないとは思っていたが、本書を読んでそれは確信とな
った、結びつかない。メディアに出ないというスタイルをとってきた事と闘病生活とで格
好のネタにされてしまったのは歯がゆい思いです、〜合掌。
What a beautiful moment [DVD]
デビューして13年にして・・初めての全国ライブツアー。その当時の彼女の緊張感とライブ・曲に対する意気込み、想い、そして喜びがヒシヒシと感じられます。決して客席との距離・隔たりを感じさせない、乾いた身体にスゥーと沁みわたってくるナチュラルでピュアな歌声と、聞きなれたZARDサウンドが一層、今となっては涙を誘われます。CDでは聞かれないもう一人の坂井泉水が見られます。2枚目のDiscにはユニークな素の彼女の素顔が見られるモノに・・・。決して肩肘張らず、普段着のままで、驕れる事無く、ひたむきに自分の音楽を追い求めるその真摯な姿勢・・・そんな彼女の新たな音楽が聞けないなんて残念でなりません。このDVDはそんな彼女の1面を垣間見れる貴重なモノだと思います。
ZARD15周年写真集「Le Portfolio -ル・ポルトフォリオ-」
この写真集は現在、お店で入手することは困難だと思います。
ということで、yahooのオークションなどで手に入れることになりますが、
この写真集、私は正直、いまいちな印象を持ちました。
掲載されている写真のほとんどが、
その当時の音楽雑誌によく掲載されたものや、
ジャケット写真のアウトテイクがほとんどですので、目新しいものは
見当たりません。
本のサイズは思ったより大きく、迫力があります。
しかし、明らかに無駄な余白が多く、結果、写真が小さくなり、
非常にもったいない紙面の使い方をしています。
ファンからしたら写真をたくさん見たいのに、
見開き2Pに大きくない写真1点、というのも結構ありますから。
坂井さんが亡くなった後に出された作品に比べると、
まだ、出し惜しみしてるな。という印象は否めません。
良かった点は、ほとんどの写真に撮影した年数が
リストとしてついていますので、
ああ、あの写真はあの時に撮ったやつだったのか。と納得できる点です。