グレッグ・レイク&ゲイリー・ム
1981年リリースのEL&P解散後のグレッグレイク初ソロアルバム・・・音源としても残っている、1981年レディングフェスティヴァル出演時のサポートメンバーを中心に制作されています。なんといってもゲイリームーア(G)の参加が重要・・・1曲目「ニュークリアアタック」は彼の名曲で、自分のアルバムのごとく弾きまくっています(笑)。グレッグレイク寛大ですねえ・・・。メンバーは、グレッグレイク(G・Vo)・ゲイリームーア(G)・トリスタンマーゲッツ(B)・テッドマッケンナ(Dr)・・・詳細なクレジットがないのでどの曲で誰がというのがわからないのですが、スティーヴルカサー(G)・デヴィッドハンゲイト(B)・ジェフポーカロ(Dr)のTOTOのメンバーや、マイケルジャイルス(Dr)等が参加しています。次作「マヌヴァース」もこれと同時期の録音なので、2枚セットで持っておきたいですね・・・勿論ゲイリームーアも参加しています!!こちらの方は、グレッグのHPで販売されているので日本にも入ってきているようです。奇跡的音源といってよいのでは(笑)!!
イン・コンサート(紙ジャケット仕様)
所謂、今では入手困難になったキングビスケット・ライブの別タイトルでの復刻盤だ。
曲目も編集もまんま同じで、収録時間もここに記載の55分は誤りで58分ある。
音質の向上は殆ど実感出来ないので、以前の盤を所有している人は改めて買う必要は無いと思う。放送用にしっかり録音・編集された物で音質的にはかなり良いし、日程的にもツアー終盤で演奏もこなれている点でライブ音源としては間違いなく良質の部類に入るだろう。
ELPやクリムゾンのファンからすると往年の名曲に対する安易なHR的解釈のアレンジは微妙に思えるかもしれないが、ゲイリー、グレッグのソロとしてのファンなら十分に楽しめる内容だろう。
ライヴ・イン・コンサート 2005 [DVD]
ペトルチアーニはもはやこの世にはいない。このDVDは彼の遺した演奏の中でも、最晩年のトリオ演奏の記録である。この1年前には同じトリオで来日しており、その模様は『トリオ・イン・トーキョー』というライブCDで確認する事ができる。いずれも素晴らしい演奏だ。
収録されている曲のほとんどがペトルチアーニの自作曲で、解説書曰く、ドラムのガッドに合わせた選曲を彼自身がしているらしい。どの曲も名曲なのだが、私は「セフテンバー・セカンド」を、演奏の素晴らしさとともに推したい。やはりガッドの演奏が光っている。映像で見るガッドの演奏は本当に惚れ惚れするほどで、ペトルチアーニが敬愛していたのも頷ける。
そのペトルチアーニ本人の演奏も良い。しかしこちらは先述の『トリオ・イン・トーキョー』の方が調子がいいようだ。アンソニー・ジャクソンのベースもなかなか。ただ、CDでもそうなのだが、やや音量が小さく聴き取りにくいのが残念だ。
総じて演奏のレベルは驚くほど高く、ペトルチアーニ自身が『このトリオは20世紀終盤のベスト・トリオだ』と自負するだけの事はある素晴らしい演奏です。
グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア(紙ジャケット仕様)
ゲイリーとの異色タッグということでELOともクリムゾンとも違うハードエッジなグレッグが味わえる。ゲイリーのペンによる「ニュークリアアタック」は、ゲイリーのソロバージョンよりズッシリした感じで、グレッグの声がマッチしているのも意外なほど。曲も粒ぞろいで、ゲイリー以外のメンバーによる曲も含めて緩急織り交ぜて楽しめる。ジェフ・ベックやブライアン・メイのように世の中でギターを聞いただけで分かってしまうギタリストはいるが、ゲイリーもその一人。アナログ、CD、SHMとこれで3枚目の購入だが、レディングフェスでのLIVEがボーナスで付いたら最高だったのに。好盤です。
ハイ・ヴォルテージ・フェスティヴァル 2010 【Blu-ray/日本語字幕付】
自分にとっては本当に神様のような存在です。
中学のとき初めて聴いたELPは、音楽性の高さのみならずその
演奏力とパフォーマンスに唖然とするばかり。
いまでもクルマに乗ると永遠の謎を聴いたり恐怖の頭脳改革を聴いたりしています。
この盤に収められてる演奏は、おそらくコアなファンを失望させるにたるものですが、
ところどころにその全盛期の片鱗が垣間見えるところに涙を浮かべてしまいます。
キースの後ろに鎮座するのはMOOGIIIでしょうか。
それ以外の機材は変わったようですがマルチキーボードに囲まれるキースはほんとにすばらしい。
演奏も数曲目からだんだんと乗ってきます。
石を取れからフロムザビギニングのあたりになるとカールのリズム体もそれなりに。
グレッグレイクのボーカルもなんとか聴けて来ます。
突如始まるタルカスのピアノソロに目を見張ります。
作曲家としてのキースは、もっと評価されてしかるべきと
頭をよぎります。
もちろん全体に切れがないのは否めませんが、
自分としてはこれを聞いた後悔はみじんもありません。
願わくば、70年代の演奏がどんどん発掘されて世に出てくることを
切に希望します。(トリロジーってライブでやったことあるのかしら?)
とりとめない文章でごめんなさい。