ある日犬の国から手紙が来て (ちゃおフラワーコミックス)
数話の短編からなるファンタジーです。絵本という形をとっていますが、大人向けの絵本だと思います。
犬達は死後、「犬の国」で楽しく幸せに暮らしています。人間のように洋服を着て、二本足で歩いて、家を持ち、サッカーをしたり本を読んだり、仕事をしたり、実にさまざま。
そして、ワンちゃんたちは犬の国から、飼い主さんに手紙を出します。
「ありがとう」「泣かないで」「僕の弟か妹を飼うことをゆるします」と。
犬を飼ったことがある人ならその手紙は涙無しには読めないのですが、それに加えて、イラストだけで語られる「犬の国」での彼らの生活が、静かな余韻となって、じんわりと胸を温かくします。
優しくて、泣けて、それでいて読後には清清しくて前向きな気持ちにさせてくれる。読み終わったその勢いで、ついまたはじめからページをめくってしまう、そんな絵本でした。
犬達は死後、「犬の国」で楽しく幸せに暮らしています。人間のように洋服を着て、二本足で歩いて、家を持ち、サッカーをしたり本を読んだり、仕事をしたり、実にさまざま。
そして、ワンちゃんたちは犬の国から、飼い主さんに手紙を出します。
「ありがとう」「泣かないで」「僕の弟か妹を飼うことをゆるします」と。
犬を飼ったことがある人ならその手紙は涙無しには読めないのですが、それに加えて、イラストだけで語られる「犬の国」での彼らの生活が、静かな余韻となって、じんわりと胸を温かくします。
優しくて、泣けて、それでいて読後には清清しくて前向きな気持ちにさせてくれる。読み終わったその勢いで、ついまたはじめからページをめくってしまう、そんな絵本でした。