内容は、
東京ディズニーランドの成り立ち、
運営会社・オリエンタルランドの各部署の役割、
サービス、施設、従業員などについて幅広く
触れられています。

個人的には、
三井不動産や京成電鉄が
オリエンタルランド社を作って、
千葉県や漁業者、ディズニー本社に交渉する様子などが描かれている
「東京ディズニーランドの成り立ち」の部分が興味深く感じました。

1989年に書かれた単行本を1993年に文庫化したものなので、
さすがに古さは感じますが、
この時点で『ディズニーシー』の話題や、
オリエンタルランドの上場について触れられていることに驚きでした。
（計画が早いうちに行われるというのは当たり前のことですが）

全体で見ると
とてもバランスの取れている本だったと思います。

古い本ですので、
状況が現在と異なっていたりしますが、
それでも良いデキだと感じました。

個人的なオススメ度としては星5つです。

保存状態は最高！
デビューシングルの「･･･洋子」のカップリング曲「悲しみをばらまいて」が入っているのには感動しました。