まず、表紙から惹かれます。スーツを身にまとった、ザ！サラリーマンのような方が、何だかユーモラスに、しかしながら本番に強そうな雰囲気を醸し出しながら、跳んでいます。
中身をみると、これから未来へ跳んでいきそうな人、がっつりと今を跳んでる人……、とにかく面白い人、キリっとしている人……などなど、いろんな人をばっちり撮り収めている青山さん。
勉強にもなりますし、なにより、見ているこっちの気持ちがすっきりしました。

　浮遊写真という言葉は時々耳にしていたのですが、この写真集を見かけるまであまりピンときませんでした。
　ページをめくって次から次へと現れる浮遊写真を見ていると空中を飛んだり、学校の廊下をジャンプしてフワリ
と着地した子供の頃に見た夢のことを想い出してしまいました。

　出色なのは地下鉄ホームでの浮遊、書店レジ前の浮遊なんかはシュールな画像なのにどこか現実的で違和感なく
見えてしまう不思議な写真です。思わずdejavuという言葉を思い浮かべてしまいました。
　しかしながら、著者（撮影者）はどうしてこのような発想を思いつき実現にいたったのでしょうか。思わず、脳
裏に「潜在的願望の実現」という言葉を思い浮かべてしまいました。

　一般的に、人物が跳躍した被写体を空中で静止させるには高速シャッターの使用が前提となりますが、このため
には絞りを解放状態にしなければならず、パンフォーカスな写真はなかなか得られません。
　また、これを回避するためにＩＳＯ感度を上げればノイズの発生が伴いますので、なかなか難しいものです。し
かも、満足いく飛形を得るためには尚更です。

　1枚の写真を得るために１００回近くトライアルしているという解説はまさにそのとおりでしょう。
　どの写真にもいえることですが、被写体である筆者が前傾姿勢を保っていることが、より浮遊感を強調すること
になり、この計算されたテクニックにも流石と感心してしまいます。もちろん、被写体が美女であるということも
絶対条件なのですが。
　長期入院されている方へのお見舞いとしてこの写真集を持って行くと随分、和むのではないかなあ等と勝手に思
っています。

パチンコハロープロジェクトを打っていて、
どうしてもほしくなりました。

私たち現代人がなくしたものを、荒川河川敷村の住人たちは持っている。他のドラマとは一線を画する荒川アンダーザブリッジの世界。ただ夢や希望ばかりを詰めた訳じゃない。葛藤、恋慕、寂寥の感など人間にとってマイナス面で有り得る感情もエッセンスとして独特の世界観を創り出している。もし、願い事が叶うのなら。私は迷わず荒川河川敷村の一員になりたいとそう言うだろう。優しくて、でもちょっぴり切ない河川敷ライフ。見る人をかなり選ぶ作品だとは思うが、私は人生を生きてきてこの作品に出会えたことを心から嬉しく思う。
荒川アンダーザブリッジ、一見の価値あり。

配役やストーリーについては原作ファンをはじめ賛否両論あると思いますが、演じている役者一人ひとりが非常に熱をもって役を演じていて、見ていて飽きません。小栗さんをはじめ、制作側の愛がこもっているとても面白いドラマだと思います！