わたしのリミット
この本はアマゾンから買ったものではないが、この作品の意義にかんがみて、敢えてここに書く。この作品はおそらく1991−1995のあたりに成立したもので、何があったのかは分からないが30年経って世に出たものである。ここで用いられた仕掛けは、この著者なら必ず挑戦するに違いないもので、かつ如何にもこの著者らしく決まっている。そうして最後の切なさは非常なもので、強く推薦。ただ、何故こんなに幼稚なカヴァーをつけて、恥ずかしくて買いにくくしてくれたのか、出版社を恨みたい。でも、とにかく出てくれて本当に良かった。
ローゼンメイデン・オーベルテューレ (初回限定版) [DVD]
07年3月10日時点でオーベルテューレが未放映の地域に住んでいますので、観てみて気に入るかどうかわからない状態で予約購入しましたが、買ってよかったです。
まず水銀燈が、本当に目が離せないくらいかわいい。真紅と水銀燈の負の感情も非常に美しいです。このあと色々あって、今の真紅になったんだと思うと感慨深いです。
雛苺、金糸雀、薔薇水晶の出番が極端に少ないのが気になりましたが、前後編2話しかないんじゃ仕方ないかもしれません。ジュンも危ないと思ってたんですが、真紅との内容の濃いやり取りが十分にあってそこはよかったです。
初回限定版にしたのは悩んだ末の事でしたが、特典CDもなかなか笑えますし、凝った装丁ながら通常のトールケースとほぼ同じスペースしか取らないし、結果的にはハコまで気に入るはめに……。
「デジパック仕様」というのが、多分アレだろうと思いつつ確信がなかったので、予約する前にネットで調べたんですが、「丈夫な紙製の台紙に、プラスチック製のトレイを接着したタイプのCD/DVDケース」です。手に入れた現物は、台紙がサラサラ、トレイが透明で、なかなか美麗な仕上がりでした。白い紙ケースの中に、CDとDVDを収納する本体が、本のように収まっています。本体には通常版のジャケットと同じイラストが描かれています。
まず水銀燈が、本当に目が離せないくらいかわいい。真紅と水銀燈の負の感情も非常に美しいです。このあと色々あって、今の真紅になったんだと思うと感慨深いです。
雛苺、金糸雀、薔薇水晶の出番が極端に少ないのが気になりましたが、前後編2話しかないんじゃ仕方ないかもしれません。ジュンも危ないと思ってたんですが、真紅との内容の濃いやり取りが十分にあってそこはよかったです。
初回限定版にしたのは悩んだ末の事でしたが、特典CDもなかなか笑えますし、凝った装丁ながら通常のトールケースとほぼ同じスペースしか取らないし、結果的にはハコまで気に入るはめに……。
「デジパック仕様」というのが、多分アレだろうと思いつつ確信がなかったので、予約する前にネットで調べたんですが、「丈夫な紙製の台紙に、プラスチック製のトレイを接着したタイプのCD/DVDケース」です。手に入れた現物は、台紙がサラサラ、トレイが透明で、なかなか美麗な仕上がりでした。白い紙ケースの中に、CDとDVDを収納する本体が、本のように収まっています。本体には通常版のジャケットと同じイラストが描かれています。
スパイク (光文社文庫)
1.べたべたに甘いハッピーエンドの小説(万事オーケーなタイプ)
2.少しほろ苦い後味の小説(かといって絶望ってわけではない。小さな希望のあるタイプ)
私は2のタイプの方が好きだ。
この本は、まったくもって、2のタイプの小説。
はじまりの一文は、
「スパイクは、わたしの犬だ」
表紙を見る。二匹の犬。同じ模様の二匹の犬。
ということで、
もちろん作品にも、「二匹」のスパイクが出てくる。
その二匹の出会いから、物語が分岐する。
「スパイク」と「スパイク」の出会い。
先入観なしに読んだ方が、絶対に楽しめる。
だから、あまり詳しく内容に触れることができない。
哲学の文脈でよく語られる、「あるテーマ」が背景にある、
ということで勘弁してください。
犬好きの、もしくは動物好きの「夢」が書かれてある小説として
とらえることもできる。
それが何かも、読んで自分で確かめた方がよいと思う。
とにかく、
犬の散歩のその途中に、オープンカフェで読んでみれば、
おもしろさは倍増するだろうし、
もし、そこに、自分のわんちゃんと似ている犬をつれて、
同じく一人で居心地の悪そうな顔をしている異性がいれば、
想像力に磨きがかかることうけあいだ。
2.少しほろ苦い後味の小説(かといって絶望ってわけではない。小さな希望のあるタイプ)
私は2のタイプの方が好きだ。
この本は、まったくもって、2のタイプの小説。
はじまりの一文は、
「スパイクは、わたしの犬だ」
表紙を見る。二匹の犬。同じ模様の二匹の犬。
ということで、
もちろん作品にも、「二匹」のスパイクが出てくる。
その二匹の出会いから、物語が分岐する。
「スパイク」と「スパイク」の出会い。
先入観なしに読んだ方が、絶対に楽しめる。
だから、あまり詳しく内容に触れることができない。
哲学の文脈でよく語られる、「あるテーマ」が背景にある、
ということで勘弁してください。
犬好きの、もしくは動物好きの「夢」が書かれてある小説として
とらえることもできる。
それが何かも、読んで自分で確かめた方がよいと思う。
とにかく、
犬の散歩のその途中に、オープンカフェで読んでみれば、
おもしろさは倍増するだろうし、
もし、そこに、自分のわんちゃんと似ている犬をつれて、
同じく一人で居心地の悪そうな顔をしている異性がいれば、
想像力に磨きがかかることうけあいだ。
「ひみつのアッコちゃん」 ソング・コレクション
これまで、赤塚不二夫氏・原作の変身魔法の原点「ひみつのアッコちゃん」は、3回出てきましたが、これはそのうちの「平成10年4月〜平成11年2月」バージョンの音楽集で、主役の「アッコちゃん」に山崎和佳奈さんが演じていた時のものですよね。既に「名探偵コナン(as毛利蘭)」も始まっていたわけですし、ご苦労様です。
曲自体は、主題歌やイメージソングが全部揃っていて、この評価でいいと私は思いますよ。
まあ、その前例の2回は、その後番組は以下のようになっていたわけですよ。
「初代・太田淑子さんの時(昭和44年1月〜昭和45年10月)」→次番が「魔法のマコちゃん(昭和45年11月〜昭和46年9月)」
「2回目・堀江美都子さんの主題歌歌手兼任の時(昭和63年10月〜平成元年12月)」→次番は「ちびまる子ちゃん(第1期、平成2年1月〜平成4年9月)」
でも、この第3回はその次番が、対戦カードゲームから発展のアニメ「デジモン・アドベンチャー(平成11年3月〜平成12年3月)」だったんですよ。そう区別をつけて頂ければ、と思うわけです。
曲自体は、主題歌やイメージソングが全部揃っていて、この評価でいいと私は思いますよ。
まあ、その前例の2回は、その後番組は以下のようになっていたわけですよ。
「初代・太田淑子さんの時(昭和44年1月〜昭和45年10月)」→次番が「魔法のマコちゃん(昭和45年11月〜昭和46年9月)」
「2回目・堀江美都子さんの主題歌歌手兼任の時(昭和63年10月〜平成元年12月)」→次番は「ちびまる子ちゃん(第1期、平成2年1月〜平成4年9月)」
でも、この第3回はその次番が、対戦カードゲームから発展のアニメ「デジモン・アドベンチャー(平成11年3月〜平成12年3月)」だったんですよ。そう区別をつけて頂ければ、と思うわけです。