エレガンスパパ (チャンピオンREDコミックス)
以前からカラスヤサトシ氏の作品が好きで 私も子育て真っ最中である為単行本を購入しました。子供の成長を見るたびに親になること、夫婦であることがどれだけ幸せな事か、そして辛さや切ない事もあると教えてくれます。そして今更ながら親の気持ちが少しは分かったような気がします。作品からも子供や奥さんに対する愛情や気持ちが溢れていてとても共感できます。カラスヤ氏のギャグ漫画が好きでファンになりましたがこの様な雰囲気の作品も好きです。以前発表された「おのぼり物語」にちょっと似た味わいで気に入っています。
おのぼり物語 プレミアムBOX [DVD]
原作のマンガが好きだったのと、ミュージカルが好きで井上芳雄さんの出演作を何本か観ていたので二重の興味で買いました。
原作では最初から平坦で華の無い鬱屈とした日々、後半の大きなイベントを経てラストに繋がるのですが、やはり映画化にあたって多少の賑やかしが行われています。原作至上主義者的には異論があるかもしれませんが、商業的には必要なアレンジだったと思います。原作の重要なポイントはキチンと押さえられていますし、ヒロインの肘井さんの存在感も映画としては必要でしょう。あと、ラストのアレンジは気に入りました。
井上さんはややオーバークオリティというか、正しい意味での「役不足」だったかもしれません。少なくともマンガの主人公に比べてハンサムすぎますし、あの歌声を聴けるわけでもありません(笑) 原作の不安で壊れそうになるような場面も、ややもすると爽やかに解決してしまいそうに見えてしまいます。ただ、マンガで多用されるモノローグを少なめにし、井上さんの演技で表現していた部分は好感が持てました。特に後半の大きなイベント前後。
全体としては結構切ない話なのですが、これは観終わった後にちょっと元気の出てくる、個人的にはかなり好きな映画です。
原作では最初から平坦で華の無い鬱屈とした日々、後半の大きなイベントを経てラストに繋がるのですが、やはり映画化にあたって多少の賑やかしが行われています。原作至上主義者的には異論があるかもしれませんが、商業的には必要なアレンジだったと思います。原作の重要なポイントはキチンと押さえられていますし、ヒロインの肘井さんの存在感も映画としては必要でしょう。あと、ラストのアレンジは気に入りました。
井上さんはややオーバークオリティというか、正しい意味での「役不足」だったかもしれません。少なくともマンガの主人公に比べてハンサムすぎますし、あの歌声を聴けるわけでもありません(笑) 原作の不安で壊れそうになるような場面も、ややもすると爽やかに解決してしまいそうに見えてしまいます。ただ、マンガで多用されるモノローグを少なめにし、井上さんの演技で表現していた部分は好感が持てました。特に後半の大きなイベント前後。
全体としては結構切ない話なのですが、これは観終わった後にちょっと元気の出てくる、個人的にはかなり好きな映画です。
井上芳雄 from おのぼり物語 [DVD]
原作の雰囲気を最大限に生かし原作に迫った。
ところで、男と女の関係を描かないと映画ってダメなんですか。
女優は普通に可愛くなく 、人並みには可愛く調度よいキャスト。
監督ひとりよがりの長回しの情景描写は不要。
ところで、男と女の関係を描かないと映画ってダメなんですか。
女優は普通に可愛くなく 、人並みには可愛く調度よいキャスト。
監督ひとりよがりの長回しの情景描写は不要。
オレなんかが親になって大丈夫か? (すくパラセレクション)
透徹した自虐を持ち味とするダメ人間マンガ家……が、こともあろうに結婚し育児をすることに。
数奇な運命ってあるもんですな。
子育てマンガはたいてい「子供ってかわいい」「子供って変、いや大変」という大人ベースを焦点とするのに対し、
「親になって右往左往するダメ人間ってどうですか?」とあくまで訴えかける作風は
「ええええそりゃねえよ」だったり、「やっぱりこうなるよね」だったり、
「子供+父親の等身大」という新しい視点になっていると思っています。
奥さんが毎回のように出ているのも、たぶん「いつもの家族の日常」を洗いざらいだしていいんじゃないの、という
きっぷのよさが感じられていいと思っています。
かなり前に、親鸞とかいう坊さんはこう言ったようです。
「リア充でも満足して死ぬことができるんだ、ダメ人間の自覚があればなおさらできるだろ」(意訳に偏見が混じっていますが)
ダメ人間の自覚がある人間は、意外といい人生が送れるのかもしれません。
カラスヤ先生とご家族のマイペースかつ着実な成長を祈りつつ。
数奇な運命ってあるもんですな。
子育てマンガはたいてい「子供ってかわいい」「子供って変、いや大変」という大人ベースを焦点とするのに対し、
「親になって右往左往するダメ人間ってどうですか?」とあくまで訴えかける作風は
「ええええそりゃねえよ」だったり、「やっぱりこうなるよね」だったり、
「子供+父親の等身大」という新しい視点になっていると思っています。
奥さんが毎回のように出ているのも、たぶん「いつもの家族の日常」を洗いざらいだしていいんじゃないの、という
きっぷのよさが感じられていいと思っています。
かなり前に、親鸞とかいう坊さんはこう言ったようです。
「リア充でも満足して死ぬことができるんだ、ダメ人間の自覚があればなおさらできるだろ」(意訳に偏見が混じっていますが)
ダメ人間の自覚がある人間は、意外といい人生が送れるのかもしれません。
カラスヤ先生とご家族のマイペースかつ着実な成長を祈りつつ。
カラスヤサトシ(7) (アフタヌーンKC)
一巻から買い続けているファンとしては、あのずーっとモテないキャラだったカラスヤさんの奥さんと子供が登場するという歴史的な巻といえます。
正直、6巻あたりでちょっと面白さが薄くなっていてもうこのまま終わるのかと思っていましたが奥さんのツッコミやお子さんの存在がアクセントになって
カラスヤさんの面白さを予想以上に引き出していて、とてもいい化学反応を引き起こしてくれています。
正直、6巻あたりでちょっと面白さが薄くなっていてもうこのまま終わるのかと思っていましたが奥さんのツッコミやお子さんの存在がアクセントになって
カラスヤさんの面白さを予想以上に引き出していて、とてもいい化学反応を引き起こしてくれています。