鮫肌男と桃尻女 [VHS]
前半は非常によかった。・・・けど後半は前半のテンポがなくなり普通の展開になってしまい正直だれました。出てくる顔ぶれの濃さにストーリーと演出が負けまくっていたと思います。良かったのは我修院達也と岸部一徳だけでした。鶴見辰吾は最初のキレっぷりが後半まったくいかされず、中村獅童の方がスタイルもよく、キレた演技もできるだけに残念・・・。寺島進はいつものキャラと違って柔いキャラで新たな魅力がありましたが、氏のキレっぷりが大好きな私は少々残念。拳銃を使うなら『ドーベルマン』のような考えられた演出で盛り上げてほしかったです。
鮫肌男と桃尻女 & PARTY7 ツインパック [DVD]
PARTY7の失敗は我修院達也の出番が少なかったことだろう。
鮫肌での我修院は魂が浄化されるほど鮮烈だった。
我修院が「若人あきら」だったと知って尚おどろいた。
この人の活かし方で日本映画の質は格段に変わるだろう。
高倉健とか役所広司なんかとも組み合わせてみたい。
鮫肌での我修院は魂が浄化されるほど鮮烈だった。
我修院が「若人あきら」だったと知って尚おどろいた。
この人の活かし方で日本映画の質は格段に変わるだろう。
高倉健とか役所広司なんかとも組み合わせてみたい。
座敷女 (KCデラックス ヤングマガジン)
初めて読んだのは、10年近く前。
深夜何気なく立ち寄った近所のコンビニでだった。
衝撃的に怖かった。
家まで歩いて5分。たった5分だ。
しかし本気でビビった僕は朝までコンビニに居ようか
と本気で考えた。
しかしさすがにそうもいかず、自宅までイイ年をして
猛ダッシュ!その時の引きつった僕の顔は人に見せられた
もんじゃなかったろう。。
『トレンチコートを着た紙袋をもった大きな女がさ、
ある日呼び鈴ならしてさ・・・。』
都市伝説的な怪談になりうる位のインパクト。
一人暮らしの男性は、決して自宅で深夜に一人きりで
読んではいけません。マジ怖いです。。
深夜何気なく立ち寄った近所のコンビニでだった。
衝撃的に怖かった。
家まで歩いて5分。たった5分だ。
しかし本気でビビった僕は朝までコンビニに居ようか
と本気で考えた。
しかしさすがにそうもいかず、自宅までイイ年をして
猛ダッシュ!その時の引きつった僕の顔は人に見せられた
もんじゃなかったろう。。
『トレンチコートを着た紙袋をもった大きな女がさ、
ある日呼び鈴ならしてさ・・・。』
都市伝説的な怪談になりうる位のインパクト。
一人暮らしの男性は、決して自宅で深夜に一人きりで
読んではいけません。マジ怖いです。。
ちいさこべえ 3 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
この作品を読んでいると、
漫画って絵が一枚一枚配置されて構成してるんだなぁ、とあらためて感心します。
当たり前だけど、どの場面を描くか、どのカメラワークで捉えるかで
すごく繊細に表現のニュアンスが変わってきます。
望月先生の素晴らしい点は、映画的手法とデザイン性に優れた画風だと思います。
映画的手法といっても、漫画リテラシーの発達した我々にとって
いまさら「映画みたい」と思えるほど画期的な演出、なかなか出会えません。
(CGを導入して映画っぽい画をつくる作品はありますが)
その要因は、漫画の呼吸法にあると思います。
手塚治虫や大友克洋のように、時代時代で映画的手法を漫画に導入することで
新たなストーリー漫画の基盤が作られ、コマ運びの呼吸法と一緒に共有されていきます。
本作を読んで「少し読みづらい」と感じた人は、きっと正解だと思います。
望月先生もまた新たな基盤を編み出したからです。さすがに大袈裟ですかね。
でも、型にハマらない大胆さは強く感じました。
デザイン性に優れた画は、情報量がちょうど良くテンポも悪くない。
思わず一枚一枚の絵に立ち止まってしまうのに
それでも無理なく読めるのは、既存の呼吸法とは異なるからに他なりません。
ここまで読者の息を整え、ゆっくり読ませる漫画はめったにない。
ポエムにならずにこれが成功してるって、かなり革新的な気がします。
無駄なく濃厚で、洒落に満ち溢れた世界。ん〜どう考えても凄い!
漫画って絵が一枚一枚配置されて構成してるんだなぁ、とあらためて感心します。
当たり前だけど、どの場面を描くか、どのカメラワークで捉えるかで
すごく繊細に表現のニュアンスが変わってきます。
望月先生の素晴らしい点は、映画的手法とデザイン性に優れた画風だと思います。
映画的手法といっても、漫画リテラシーの発達した我々にとって
いまさら「映画みたい」と思えるほど画期的な演出、なかなか出会えません。
(CGを導入して映画っぽい画をつくる作品はありますが)
その要因は、漫画の呼吸法にあると思います。
手塚治虫や大友克洋のように、時代時代で映画的手法を漫画に導入することで
新たなストーリー漫画の基盤が作られ、コマ運びの呼吸法と一緒に共有されていきます。
本作を読んで「少し読みづらい」と感じた人は、きっと正解だと思います。
望月先生もまた新たな基盤を編み出したからです。さすがに大袈裟ですかね。
でも、型にハマらない大胆さは強く感じました。
デザイン性に優れた画は、情報量がちょうど良くテンポも悪くない。
思わず一枚一枚の絵に立ち止まってしまうのに
それでも無理なく読めるのは、既存の呼吸法とは異なるからに他なりません。
ここまで読者の息を整え、ゆっくり読ませる漫画はめったにない。
ポエムにならずにこれが成功してるって、かなり革新的な気がします。
無駄なく濃厚で、洒落に満ち溢れた世界。ん〜どう考えても凄い!