タイムボガーン!ボ・ガンボス解散 [DVD]
かっこいいロックバンドはいっぱいある。個人的にはUK系のそんなバンドや70年代ソウルを愛聴してる。でもロックも音楽、音を楽しむ/音で幸せな気持ちになれる、ということから言うと世界を見ても、このバンドが1番だと思う。聞いたり見たりすると、いつも明るく幸せな気分になる。どんとが居ないことを考えるとちょっとセンチな気持ちもプラスされるけど。昔、このバンドをコピーしようとしたけど全然ダメだった。テクニックはもちろんだけど歴史(アメリカ南部他へのリスペクト)とソウルあってのボガンボスMUGIC。音楽好きな人全ての人に聞いて、見てもらいたい。ライブ内容としてはHOT HOT GUMBO ’92が良いが選曲的に、このDVDがベストでオススメ。
BO GUMBOS LIVE at 磔磔 1988
どんと死後、誰もが驚いたデビュー前のボ・ガンボスのライヴ盤。
村八分の「草臥れて」を制作した京大軽音のゲイター・ワブルが録音した音源で、音質も気にするほど悪くありません。
ラスト・アルバムまで発表されなかった曲などすでに演奏されており、
他の曲もアレンジも歌詞も変わって
他では聞けない雰囲気があり、たいへん貴重です。
当日の2ステージ分から編集した物なので全曲収録ではありませんが、
解散ライヴでKYONが一人で演奏し、
ビデオにも未収録だった8.メリーゴーランドが聞けるのが嬉しい選曲でした。
ボ・ガンボスを聞いたことがない人にはこれや「ずいきの涙」等のライヴ盤をお勧めします。
未発表の音源もビデオ(宝島社にもありますよね?)もまだまだたくさんので
?塊!??に期待したいです。
村八分の「草臥れて」を制作した京大軽音のゲイター・ワブルが録音した音源で、音質も気にするほど悪くありません。
ラスト・アルバムまで発表されなかった曲などすでに演奏されており、
他の曲もアレンジも歌詞も変わって
他では聞けない雰囲気があり、たいへん貴重です。
当日の2ステージ分から編集した物なので全曲収録ではありませんが、
解散ライヴでKYONが一人で演奏し、
ビデオにも未収録だった8.メリーゴーランドが聞けるのが嬉しい選曲でした。
ボ・ガンボスを聞いたことがない人にはこれや「ずいきの涙」等のライヴ盤をお勧めします。
未発表の音源もビデオ(宝島社にもありますよね?)もまだまだたくさんので
?塊!??に期待したいです。
ボ&ガンボ
これは、どんとという個性が音楽の一ジャンル、しかも巨大な一ジャンルを呑み込んでしまった非常に稀有な作品だ。彼らの標榜したガンボ・ミュージックというもの自体が元々様々なジャンルをまぜこぜにしてできたもの(ガンボというのはニューオーリンズ地方に伝わる「ゴッタ煮スープ」のこと)なので、そこに日本人としてのエッセンスを加えただけではガンボ・ミュージックの鍋からはみ出すものにはならない。ところが、どんとが演ったとたんにそれはジャンルを超越した“どんとの音楽”になる。
彼らの名刺と呼ぶにふさわしい「助けて!フラワーマン」。この一曲だけで、彼らがどんなバンドでどんな音楽を演ってゆくのかというステートメントになっていた。勢いがあって、突き抜けていて、パッションがハジけていて、カラフルで、グルーヴがあって、摩訶不思議で…何より紛うことなきニューオリンズ・サウンドなんだけど完全に彼らのオリジナルなスタイルでもある。
たたみかけるように、ラヴ・ソングも彼らにかかるとこうなる「泥んこ道を二人」、ユーモラスの極み「魚ごっこ」、本作の中では最もロック色の強い「ダイナマイトに火をつけろ」、そしていつでも聴き入ってしまう「夢の中」etc.と続く前半は改めて聴いてみても鉄壁だ。後半は比較的見劣りするものの、不謹慎なユーモアにニヤリとさせられる「見返り不美人」、「夢の中」と双璧を成す詩情溢れるバラード「トンネル抜けて」など聴きどころは随所にあり。最高。
彼らの名刺と呼ぶにふさわしい「助けて!フラワーマン」。この一曲だけで、彼らがどんなバンドでどんな音楽を演ってゆくのかというステートメントになっていた。勢いがあって、突き抜けていて、パッションがハジけていて、カラフルで、グルーヴがあって、摩訶不思議で…何より紛うことなきニューオリンズ・サウンドなんだけど完全に彼らのオリジナルなスタイルでもある。
たたみかけるように、ラヴ・ソングも彼らにかかるとこうなる「泥んこ道を二人」、ユーモラスの極み「魚ごっこ」、本作の中では最もロック色の強い「ダイナマイトに火をつけろ」、そしていつでも聴き入ってしまう「夢の中」etc.と続く前半は改めて聴いてみても鉄壁だ。後半は比較的見劣りするものの、不謹慎なユーモアにニヤリとさせられる「見返り不美人」、「夢の中」と双璧を成す詩情溢れるバラード「トンネル抜けて」など聴きどころは随所にあり。最高。
HOT HOT GUMBO ’92/HOT HOT GUMBO ’93 [DVD]
20年前の夏、人生で最高のライブを西部講堂で経験しました。未だにこのライブを超えるものは出会えてません。HOT HOT GUMBO‘92は祭りでした。あの日の映像が残っていることは嬉しいのですが、願わくばライブが行われて20年、そしてどんと生誕50年の今夏、コンプリートを出してほしい。日本ロックの、いや世界のロックライブの金字塔なんだから・・・。あの日はじめて聴いた「あこがれの地へ」。タテノリでなくヨコノリの曲に少々戸惑った記憶がある。終わりの始まり・・・か。でも、この映像を観るとあの熱気がいつも蘇る。そしていつも酒を飲みながら一人で泣く。できればあの日のライブに参加した人達と飲みながら語らいたい。あの日、あの時間を共有していた人達は何処にいるのだろう。会いたい。