カラスヤサトシ(7) (アフタヌーンKC)
結婚後のカラスヤがどうなったのか、心配の諸兄はご安心ください
相変わらずガシャポンフリークぶりを発揮して新たな地平を開拓してたりします
でもって新登場の奥さんがこれまでカラスヤが一人でやっていたツッコミを
別な角度から担当していて、これがまたなんともいい味が出てます
別作品でさんざんヤンキーだなんだ作者から言われてきた奥さんですが
そのヤンキーっぽさがツッコミ担当に回るとドンピシャ嵌るのが面白いですね
7巻のあちこちで、最近のカラスヤ作品ではあまり出なかった
声を出して笑ってしまう箇所があって、佳作のエッセイ4コマ集だと思います
自分の中ではおのぼり物語、37歳の遠足ガイドと並んで好みな一冊です
これはなかなかのお買い得ですよ
相変わらずガシャポンフリークぶりを発揮して新たな地平を開拓してたりします
でもって新登場の奥さんがこれまでカラスヤが一人でやっていたツッコミを
別な角度から担当していて、これがまたなんともいい味が出てます
別作品でさんざんヤンキーだなんだ作者から言われてきた奥さんですが
そのヤンキーっぽさがツッコミ担当に回るとドンピシャ嵌るのが面白いですね
7巻のあちこちで、最近のカラスヤ作品ではあまり出なかった
声を出して笑ってしまう箇所があって、佳作のエッセイ4コマ集だと思います
自分の中ではおのぼり物語、37歳の遠足ガイドと並んで好みな一冊です
これはなかなかのお買い得ですよ
井上芳雄 from おのぼり物語 [DVD]
原作の雰囲気を最大限に生かし原作に迫った。
ところで、男と女の関係を描かないと映画ってダメなんですか。
女優は普通に可愛くなく 、人並みには可愛く調度よいキャスト。
監督ひとりよがりの長回しの情景描写は不要。
ところで、男と女の関係を描かないと映画ってダメなんですか。
女優は普通に可愛くなく 、人並みには可愛く調度よいキャスト。
監督ひとりよがりの長回しの情景描写は不要。
オレなんかが親になって大丈夫か? (すくパラセレクション)
本作はギャグ漫画家として面白おかしく生きてきた著者が、心の準備も出来ないままに生活に入り込んできた赤ん坊と四苦八苦しながらも奮闘していく物語である。
著者は結婚、妻の出産を経て明らかに人間として成長をしているように思われる。
しかし、それに応じて近年の作品からは著者の持っていた「暗さ」や「陰鬱さ」が薄れていってしまっている。
私としてはその「陰鬱さ」を著者が笑い飛ばしているところが好きだったこともあり、最近のカラスヤ作品は見方を変えていかなければと思っています。
今作は育児の大変さをギャグ漫画家として笑えるよう表現してあり、ほのぼのとして読むことができる。
そんな中、ふと過去のカラスヤ作品を読み返していると「おのぼり物語」内において父親の死後、母親から「この先も誰とも会わずに漫画描いてくのか?そんなの人生っていえるか?」と激を飛ばされ「私はおそらく人生を生きていない」と著者が実感するシーンがあった。
そして改めて今作「オレなんかが〜」を読むと、著者が妻と子供に囲まれながら人生を生きていることを実感する。
布おむつと紙おむつの違いを身をもって知るために実際に腕に装着し町を歩く。そんなカラスヤサトシを見ていると涙が止まらなくなった。
著者の不器用ながらも愛のある行動が漫画の中から伝わってくるのだ。
長々と書いてしまいましたが、普通に面白いです。買ったってください。
著者は結婚、妻の出産を経て明らかに人間として成長をしているように思われる。
しかし、それに応じて近年の作品からは著者の持っていた「暗さ」や「陰鬱さ」が薄れていってしまっている。
私としてはその「陰鬱さ」を著者が笑い飛ばしているところが好きだったこともあり、最近のカラスヤ作品は見方を変えていかなければと思っています。
今作は育児の大変さをギャグ漫画家として笑えるよう表現してあり、ほのぼのとして読むことができる。
そんな中、ふと過去のカラスヤ作品を読み返していると「おのぼり物語」内において父親の死後、母親から「この先も誰とも会わずに漫画描いてくのか?そんなの人生っていえるか?」と激を飛ばされ「私はおそらく人生を生きていない」と著者が実感するシーンがあった。
そして改めて今作「オレなんかが〜」を読むと、著者が妻と子供に囲まれながら人生を生きていることを実感する。
布おむつと紙おむつの違いを身をもって知るために実際に腕に装着し町を歩く。そんなカラスヤサトシを見ていると涙が止まらなくなった。
著者の不器用ながらも愛のある行動が漫画の中から伝わってくるのだ。
長々と書いてしまいましたが、普通に面白いです。買ったってください。
エレガンスパパ (チャンピオンREDコミックス)
以前からカラスヤサトシ氏の作品が好きで 私も子育て真っ最中である為単行本を購入しました。子供の成長を見るたびに親になること、夫婦であることがどれだけ幸せな事か、そして辛さや切ない事もあると教えてくれます。そして今更ながら親の気持ちが少しは分かったような気がします。作品からも子供や奥さんに対する愛情や気持ちが溢れていてとても共感できます。カラスヤ氏のギャグ漫画が好きでファンになりましたがこの様な雰囲気の作品も好きです。以前発表された「おのぼり物語」にちょっと似た味わいで気に入っています。
おのぼり物語 [DVD]
売れない漫画家の話が割と好きで、昔は「まんが道」や「トキワ荘の青春」から、最近では「ツレがうつになりまして」までいろいろと観ています。この「おのぼり物語」も、そんな売れない漫画家を扱った作品です。編集者にいろいろけなされたり、励まされたりで、漫画家が成長していく。。。みたいな話です。この「おのぼり物語」は、決して大きな展開はないですが、ほのぼのとしていて、観終わった後に、ホッとできる作品です。主人公および女「先輩」とも、両親、アパートの住人、編集者との関係づけやエピソードも、きちんと観る者に伝わってくる、演技、演出がされていて良かったです。そして、長回しの撮影も、じっくりその場を切り取ろうとした監督の思いが伝わってきます。また、カメラアングル、カメラワークが非常に良かったです。もちろん、主演の井上さんは、他分野の人とは思えない程、好演していました。地味な作品で、未だあまり作品数が多くない監督作品ですが、十分に観てみる価値があります。