結論から言うと、前作とほぼ同じような内容だった。

しかも、レベルを下げて。

ミムラが桐谷美玲に変わっただけで、斉藤さんのムチャさ加減も今回はおとなしくなってしまったように感じて残念だった。

続編なだけに、どんな暴れ方をしてくれるのだろう、どれだけ噛み付いてくれるのだろうと思っていただけに、妙に丸くなってしまったような斉藤さんが、やはり残念だったとしか表現のしようがない。

前作で評判だったミムラの演技力が大きかったのかな。

とにかく、続編失敗の見本のよう仕上がりだった。

1990年にテレビドラマとして放映されたもので、DVDでは発売されていないので、中古ビデオでしか観る事は出来ない。当時由貴ちゃんは24歳くらい、キムタクは19歳位だが幼く見える。内容はこれといって特筆するものではない。由貴ちゃんのファンなら楽しめると思うが。

ドラマ「斉藤さん」を盛り上げた楽曲の数々です。
聴いていると、ドラマの色々なシーンが思い起こされてきます。
改めて、劇伴曲というものはドラマの演出の重要な要素だと気付かされます。
音楽単体として聴いてみても、美しい旋律と、それを生かすアレンジの細かな気配りに新たな発見と驚きがありますね。

このドラマの主人公は観月ありさなのですが、個人的には準主役のミムラが「もしかしたら主役だったのでは？」とは思いましたね。

だって主役の斉藤さんよりも、ミムラの方が圧倒的に出番も多かったし、それにストーリーも何だかそちら側を中心に進んでいたような気がしますしね。
だからミムラが主役に思えても、それは仕方がないことですよね。

しかし斉藤さんみたいに、正面から堂々とぶつかっていくタイプは、けっこう生きづらいとは思いますね。ときにはその行為が裏目に出てしまい、
自分自身が被害を受けたり、もしくは周囲にも迷惑が及んだりします。現実はなかなか、ドラマのようにはいかないですよね。

でもでも、そんな斉藤さんの勇姿さ(？)がもしかしたら、このドラマの視聴者たちに強く支持されて、それがヒットに結びついた要因かもと思っております。

それとミムラの不思議な怪演も、このドラマを不思議と盛り上げていました。彼女のこの天然系(！？)の主婦役は、とてもハマリ役でしたね。

eneloop使用、iPhone4Sにて完全放電から75%程度まで充電できました。性能的には満足しており、５星としたかったのですが、無骨すぎるデザインにマイナス１星とします。