どろろ(通常版) [DVD]
「どろろ」の原作はたしか私の少年時代に発表された作品だが、粗筋を知っただけで私にとってとても恐ろしく感じられ、未だに原作をまともに読んだことがない。したがって、私はこの実写映画と原作の異同を論じることはできない。しかし、この度本作品を鑑賞し、映画として結構楽しめた。
時代・国籍不明の感覚が面白い。日本の戦国時代がモデルなのだろうが、捨てられた百鬼丸に人造の肉体が与えられる場面はまるで現代の再生医療を思わせる。そして、百鬼丸が自分を捨てた父と実の弟と対決する場面は草原での少人数の戦いで、まるで西部劇の決闘。父の城はジブリの映画からアイデアを得た?
人間ドラマも面白い。百鬼丸とその弟は自分のアイデンティティーを求めて苦悩する。自分の息子を犠牲にする鬼になった父は捨てた息子の登場に動揺する。どろろは戦乱の世で父母を失ったことから憎んでいた男が旅を共にした百鬼丸の父と知り、憎しみを捨てるべきか迷う。百鬼丸の母を交えた愛憎劇も魔物がからむことで単純な結末とはならない。妻夫木聡、柴咲コウ、中井貴一、瑛太、原田三枝子の演技も素晴しい。本作は百鬼丸対魔物の物語というよりこの人間ドラマと殺陣を楽しむべき作品と捉えるべきだろう。
魔物がそれほど強くないのが期待を裏切るが、そのチープさを私は支持したい。映画中盤の次々に魔物を倒して百鬼丸が自分の肉体を取り戻して行く場面のリズムも悪くない。喉、つまり自分の声を取り戻した歓喜のシーンは某洋画から借りてきたのだろうが、それでも良い場面だ。
結論として、本作は娯楽作品としていい線いっているのではないだろうか。ところで、魔物退治はまだ半分残っている。父と対決してしまった後の続編(2009年上映?)がつまらないものとならないことを祈る。
時代・国籍不明の感覚が面白い。日本の戦国時代がモデルなのだろうが、捨てられた百鬼丸に人造の肉体が与えられる場面はまるで現代の再生医療を思わせる。そして、百鬼丸が自分を捨てた父と実の弟と対決する場面は草原での少人数の戦いで、まるで西部劇の決闘。父の城はジブリの映画からアイデアを得た?
人間ドラマも面白い。百鬼丸とその弟は自分のアイデンティティーを求めて苦悩する。自分の息子を犠牲にする鬼になった父は捨てた息子の登場に動揺する。どろろは戦乱の世で父母を失ったことから憎んでいた男が旅を共にした百鬼丸の父と知り、憎しみを捨てるべきか迷う。百鬼丸の母を交えた愛憎劇も魔物がからむことで単純な結末とはならない。妻夫木聡、柴咲コウ、中井貴一、瑛太、原田三枝子の演技も素晴しい。本作は百鬼丸対魔物の物語というよりこの人間ドラマと殺陣を楽しむべき作品と捉えるべきだろう。
魔物がそれほど強くないのが期待を裏切るが、そのチープさを私は支持したい。映画中盤の次々に魔物を倒して百鬼丸が自分の肉体を取り戻して行く場面のリズムも悪くない。喉、つまり自分の声を取り戻した歓喜のシーンは某洋画から借りてきたのだろうが、それでも良い場面だ。
結論として、本作は娯楽作品としていい線いっているのではないだろうか。ところで、魔物退治はまだ半分残っている。父と対決してしまった後の続編(2009年上映?)がつまらないものとならないことを祈る。
どろろ オリジナル・サウンドトラック
映画を観てから購入を決めました。
和、というよりはオリエンタルな感じの曲が詰め込まれた一品です。
曲タイトルが「So〜(騒)」など面白いものもあります。
映画を観ていない人にも楽しめるのではないでしょうか。
ただ、欲を言えば何か特典を付けてもらいたかったです。
和、というよりはオリエンタルな感じの曲が詰め込まれた一品です。
曲タイトルが「So〜(騒)」など面白いものもあります。
映画を観ていない人にも楽しめるのではないでしょうか。
ただ、欲を言えば何か特典を付けてもらいたかったです。
どろろ
4章までやった感想ですが、プレイ感覚的にはデビルメイクライみたいだと思いました。他のレビューに書いてあった移動が遅いことは足を取り戻すとできるようになるダッシュで解消されます。ボス戦のアイテムが取りづらいと書いてあったのはカメラモードの切り替えを知らなかったからだと思います。切り替えとダッシュで移動すれば大抵の攻撃は簡単にかわせました。操作感覚は全体的に良いです(壁際のカメラ位置以外)。短所としてはレベルアップしていくとコンボが増えるのですがそれが変わり映えしないこと、雑魚敵を倒すのに結構手数が必要なこと、ダッシュができるようになるまで移動にストレスを感じることぐらいだと思います。ストーリーは原作をあまり知らないのでオリジナル作品としてやってますが普通に楽しめてます。
プラモコレクション ドロロ兵長 (ケロロ軍曹)
普通、人形のプラモは作ったら飾っておくだけですが、このケロロ軍曹プラモコレクションシリーズは手や足、武器などがいろんな形のものがセットになっており、作った後も、手や足の形を変えていろんなポーズを作ったり、目玉を変えて表情を変えたり、持っている武器を変えたりして遊べます。ドロロ兵長は、私の娘のお気に入りですが、小さな子供でも簡単に作れて楽しめます。