Character
スウェーデンの重鎮メロデスバンドの7th。前作をよりダークに疾走感を増した感じだ。やはりこの叙情的ながら威圧感満点の世界観は彼ら特有のものでBTを除く本編には文句なしに良い。ただしキラーチューンは不在でちと食い足りなさも感じるけど…"
ライヴ・ダメージ [DVD]
スウェーデンのメロディックデスメタルバンド、ダーク・トランキュリティのライブDVD。
2002年、ポーランドでのライブ映像にドイツ、ギリシャでのブートレッグ映像にビデオクリップという内容。
サウンドはすでにメロデスとしての疾走感を放棄し、どちらかというとゴシックメタル的な曲調になっている。
ゴシックメタルとしてはメロディの煽情性に欠け、当然デスとしての突進力もない、どうにも中途半端な位置。
当然ながら、最新作「DAMEGE DONE」からの選曲が多いのだが、
ここで曲を聴いても、さしてCDを買いたいとは思わないのは曲に魅力がないということ。
かろうじて2ndの名曲「PUNISH MY HEAVEN」にだけはかつての興奮が甦ったが、
全体としては曲調、演奏ともに飽きがくる内容で、自意識過剰気味のVoも、なんだか気に食わない。
ボーナスのブートの方は、映像、音声ともにイマイチで、当然であるがおまけ以上のものではない。
2002年、ポーランドでのライブ映像にドイツ、ギリシャでのブートレッグ映像にビデオクリップという内容。
サウンドはすでにメロデスとしての疾走感を放棄し、どちらかというとゴシックメタル的な曲調になっている。
ゴシックメタルとしてはメロディの煽情性に欠け、当然デスとしての突進力もない、どうにも中途半端な位置。
当然ながら、最新作「DAMEGE DONE」からの選曲が多いのだが、
ここで曲を聴いても、さしてCDを買いたいとは思わないのは曲に魅力がないということ。
かろうじて2ndの名曲「PUNISH MY HEAVEN」にだけはかつての興奮が甦ったが、
全体としては曲調、演奏ともに飽きがくる内容で、自意識過剰気味のVoも、なんだか気に食わない。
ボーナスのブートの方は、映像、音声ともにイマイチで、当然であるがおまけ以上のものではない。
コンストラクト
これは少し物議を醸すだろうなというアルバム。
なんせ「damage done」「character」「fiction」「we are the void」と
四連発で良作を出しているのだから期待のほども大きい。
それら偉大な作品と比べると、全体的にスローでシンプルになっている。
fiction,we are the voidで見られたゴシカルなメロディも抑え気味だ。
これらは彼らなりのモダナイズということなのだろうか。
先行配信曲の#1 for broken wordsでその色をいきなり繰り出してくるので
面食らうことは間違いないだろう。
ではこのアルバムは彼ららしくないかと言うと、全くそんな印象はないから不思議だ。
ライナーでミカエル・スタンネが「自分たちがもっとも安全でいられる領域を歩むつもりはない」と
明言しているとおり、自身らのデッドコピーに甘んじず、1からアルバムをconstructしてきた、
今回もそういうアルバムである、という印象を受ける。
ファンなら数回聴けば違和感は消えるのではないだろうか。私はそうだった。
スローでシンプル、と述べたが#4、#5、#7のような疾走曲もある。
これらが実にかっこいいわけだが、やはりdark tranquilityの強みは沈鬱な感情表現だろう。
劇的な展開を持つ#2 the science of noise、#8 state of trustあたりで聴ける
ダークネスはこのバンドにしかない表現であり、核となる部分が不変であることに安心する。
総じて言えば、ファンなら聴いとけ、ということだ。
個人的な意見だが、今年はamorphis,soilwork,dark tranquility,children of bodom,cthonicと
重要なバンドが相次いでアルバムを出しており、メロデスの当たり年だと思う。
1枚目にして既に「馴染みのあの店」感を出しているthe resistanceもあったしね…
ボーナストラックが6曲も入っているが、#11と#12は輸入版にも収録されている。
#13,#14,#15は2012年に発表されたEP、#16はそのラジオエディットとなっている。
#15 zero distanceはPVも作られている良曲、また#14 the bow and the allowがとても
彼ららしくてかっこいい曲なので国内盤を買う意味はあると感じる。
なんせ「damage done」「character」「fiction」「we are the void」と
四連発で良作を出しているのだから期待のほども大きい。
それら偉大な作品と比べると、全体的にスローでシンプルになっている。
fiction,we are the voidで見られたゴシカルなメロディも抑え気味だ。
これらは彼らなりのモダナイズということなのだろうか。
先行配信曲の#1 for broken wordsでその色をいきなり繰り出してくるので
面食らうことは間違いないだろう。
ではこのアルバムは彼ららしくないかと言うと、全くそんな印象はないから不思議だ。
ライナーでミカエル・スタンネが「自分たちがもっとも安全でいられる領域を歩むつもりはない」と
明言しているとおり、自身らのデッドコピーに甘んじず、1からアルバムをconstructしてきた、
今回もそういうアルバムである、という印象を受ける。
ファンなら数回聴けば違和感は消えるのではないだろうか。私はそうだった。
スローでシンプル、と述べたが#4、#5、#7のような疾走曲もある。
これらが実にかっこいいわけだが、やはりdark tranquilityの強みは沈鬱な感情表現だろう。
劇的な展開を持つ#2 the science of noise、#8 state of trustあたりで聴ける
ダークネスはこのバンドにしかない表現であり、核となる部分が不変であることに安心する。
総じて言えば、ファンなら聴いとけ、ということだ。
個人的な意見だが、今年はamorphis,soilwork,dark tranquility,children of bodom,cthonicと
重要なバンドが相次いでアルバムを出しており、メロデスの当たり年だと思う。
1枚目にして既に「馴染みのあの店」感を出しているthe resistanceもあったしね…
ボーナストラックが6曲も入っているが、#11と#12は輸入版にも収録されている。
#13,#14,#15は2012年に発表されたEP、#16はそのラジオエディットとなっている。
#15 zero distanceはPVも作られている良曲、また#14 the bow and the allowがとても
彼ららしくてかっこいい曲なので国内盤を買う意味はあると感じる。