浄瑠璃を題材にしてあるというので、とても難しい映画かとどきどきしてみました。実際は人の在り方を切なく描いた綺麗な映画でした。出世のために一度は分かれた恋人と共に過ごす男の子、アイドルと彼女に憧れる男性、やくざの親方と彼の帰りを待ちつづける女性の3組がそれぞれの日常を生きています。彼らの運命は一見、無常のように思えます。生きていくのに大事な事ってなんだろう。それぞれが自分なりに考えた、もしくは行動した結果がこれなのかしらと思いながら見ました。美しい四季とそれに映える美しい衣装も大変印象的でした。
差別をしよう!(14歳の世渡り術)
ホーキング青山さんの差別理論は非常に正論で、的を得ていると思います。経験者にしかわからない考えや価値観が散りばめられているので、差別問題に興味のある方は一読の価値があるかと。ただ、著者が芸人さんだけに茶化したり、ジョークにしたりする限度がちょっと度を超えているというか、簡単に言えば「差別をしよう!」なんてタイトルがちょっと刺激的すぎて、やりすぎ感があります。何事もバランスとか節度が大事かと。せっかくいいことを書いているのにもったいない気がします。もう少しバランス感覚とか節操があれば五星でしたが、現状だと読解力のある人にしか本意が伝わりにくいかと思います。
Dolls[ドールズ] [VHS]
浄瑠璃を題材にしてあるというので、とても難しい映画かとどきどきしてみました。実際は人の在り方を切なく描いた綺麗な映画でした。出世のために一度は分かれた恋人と共に過ごす男の子、アイドルと彼女に憧れる男性、やくざの親方と彼の帰りを待ちつづける女性の3組がそれぞれの日常を生きています。彼らの運命は一見、無常のように思えます。生きていくのに大事な事ってなんだろう。それぞれが自分なりに考えた、もしくは行動した結果がこれなのかしらと思いながら見ました。美しい四季とそれに映える美しい衣装も大変印象的でした。