分かりやすい法律・条例の書き方 改訂版
既存の法令を前提とした法学・法律学に関する書籍は数多あるが、実際の法令を起案するためのノウハウを記したものは数少ない。
本書の著者の礒崎陽輔氏は、中央官庁で法令文の作成に携わり、地方自治体での条例文作成に携わり実地で「法令起案職人」の道を歩んだ。
素人には取っつき難い法令文の規則と慣例、「てにおは」、「、。」の打ち方、日常の日本語とは違う法令文の癖等々、難解になりがちな説明を平易な文章で表現している。
行政マン対象に企画された書籍と思われるが、様々な団体で、定款や規則等の立案に携わる人々にも有用な一冊と思う。
従来の行政優位の立法状況から、議員立法、市民立法推進の機運が起き出した現在、市民の側で「法令起案職人」のノウハウを吸収し、養成する際に着目したい一冊である。
なお、著者の礒崎陽輔氏は現在大分選挙区選出の自民党所属の参議院議員である。
著者略歴
昭和57年3月 東京大学法学部卒業
昭和57年4月 旧自治省に入省
7月 北海道庁に勤務
旧自治省消防庁、財政局勤務を経て
62年4月 和歌山市企画部次長、財政部長
沖縄開発庁勤務を経て
平成 4年4月 静岡県青少年課長、企業総務課長、市町村課長
旧自治省地域政策室勤務を経て
8年4月 自治大学校研究部長・教授
10年4月 堺市財政局長
総務省大臣官房企画官、消防庁企画官を経て
14年2月 内閣官房内閣参事官(安全保障・有事法制担当)
16年4月 総務省国際室長
17年4月 救急振興財団審議役・救急救命東京研修所副所長
18年7月 総務省大臣官房参事官を最後に退職
19年7月 第21回参議院議員通常選挙・大分選挙区で当選
本書の著者の礒崎陽輔氏は、中央官庁で法令文の作成に携わり、地方自治体での条例文作成に携わり実地で「法令起案職人」の道を歩んだ。
素人には取っつき難い法令文の規則と慣例、「てにおは」、「、。」の打ち方、日常の日本語とは違う法令文の癖等々、難解になりがちな説明を平易な文章で表現している。
行政マン対象に企画された書籍と思われるが、様々な団体で、定款や規則等の立案に携わる人々にも有用な一冊と思う。
従来の行政優位の立法状況から、議員立法、市民立法推進の機運が起き出した現在、市民の側で「法令起案職人」のノウハウを吸収し、養成する際に着目したい一冊である。
なお、著者の礒崎陽輔氏は現在大分選挙区選出の自民党所属の参議院議員である。
著者略歴
昭和57年3月 東京大学法学部卒業
昭和57年4月 旧自治省に入省
7月 北海道庁に勤務
旧自治省消防庁、財政局勤務を経て
62年4月 和歌山市企画部次長、財政部長
沖縄開発庁勤務を経て
平成 4年4月 静岡県青少年課長、企業総務課長、市町村課長
旧自治省地域政策室勤務を経て
8年4月 自治大学校研究部長・教授
10年4月 堺市財政局長
総務省大臣官房企画官、消防庁企画官を経て
14年2月 内閣官房内閣参事官(安全保障・有事法制担当)
16年4月 総務省国際室長
17年4月 救急振興財団審議役・救急救命東京研修所副所長
18年7月 総務省大臣官房参事官を最後に退職
19年7月 第21回参議院議員通常選挙・大分選挙区で当選
分かりやすい公用文の書き方―常用漢字表を収録
公務員として文書を作成する場合、送り仮名の付け方などの表記に一定のルールがある。そんな公文書特殊の表記を分かりやすく解説している。各種法令等を例題に表記方法を説明し、著者の意見も補足されている。
内容は、公用文の書き方とルール、主語と述語、漢字と平仮名、送り仮名、句読点、文体、項目番号及び配字、名詞の列挙、通知文の書き方、参考資料として常用漢字表等も収録されている。また、用字用語索引があり、調べたい文字を探すもの簡単。
文書の中身は個人で考えるものであるが、その表記方法についてはこれ1冊で全てカバーできる。
内容は、公用文の書き方とルール、主語と述語、漢字と平仮名、送り仮名、句読点、文体、項目番号及び配字、名詞の列挙、通知文の書き方、参考資料として常用漢字表等も収録されている。また、用字用語索引があり、調べたい文字を探すもの簡単。
文書の中身は個人で考えるものであるが、その表記方法についてはこれ1冊で全てカバーできる。