サザンがデビューした当時に流行していた沢田研二の「勝手にしやがれ」と
ピンクレディーの「渚のシンドバッド」を合わせただけの安易なタイトル。
あの時代の中では完全に枠をはみ出したライブパフォーマンス。
そんな事から、この曲でデビューしたサザンを当時は「いろもの」的な扱いをする人々も少なくありませんでした。
２５年経過した現在では彼らを「いろもの」として見る人はいますか？
この曲に古臭さが感じられますか？
デビュー以来、常にトップを走り続けてきたサザンの力に改めて驚かされる名曲だと思います。
濃い目のファンにとってはたまらないセットだと思いますよ。
微妙に使いづらい特典もサザンらしいといえばサザンらしいですし。
でも正直な所、最近サザンのファンになった若い人にとってはお買い得とは言いづらい内容かもしれませんね。

サザンの記念すべきデビュー曲です。意味不明の題名は、当時、ジュリーの「勝手にしやがれ」とピンクレディーの「渚のシンドバッド」が流行っていたことから両者を足してつけられたという有名な逸話が残っています。
サビで、観客とバンドがかけあいできるノリのイイ曲ですが、桑田圭祐の文字遊びがすでに見られるなど、その後のサザンを予感させる１曲になっています。

もう、この曲はいわずと知れたサザンの強烈なインパクトを放ったデビュー曲です。聴くだけで元気になります。「今、何時？」、「そうね、だいたいね」の掛け合いの部分が大好きです。母から聞いたところに寄りますと歌番組でジーパンにシャツというラフな格好、そしてタオル巻いて歌っていた姿はかなり当時としては変わって映っていたそうです。初めて昔の歌番組のそのときの映像を見ると「変わってるなー」と思いました。もう一つこの曲サンバっぽいアレンジですよね。ノリノリになれて大好きです。