Ghost Opera: The Second Coming
新しいファンがこの作品から購入するとは考えにくいので、既発の"Ghost Opera"の収録曲はあまり意味がありません。ファンのお目当ては、当然ライヴ音源とボーナス・トラック。メンバー個々の能力が素晴らしいのはご周知の通りですが、音質に関して言えば不満です。"One Cold〜"に比べると明らかに質が落ちます。しかし、新作のライヴ音源が聴けるのは素直に嬉しいです。スタジオ・リミックスの"Rule The World"は大変面白い音作りになっています。ピコピコとデジタル音が鳴り始めた時には、Kamelotもついに方向転換か?と心配しましたが、聴き終えて安心しました。私は良いと思います。
Karma
デス・メタルの聖地フロリダから出現した叙情メロディック・メタルの星、飛躍の5thアルバム。
3rdアルバムで加入したロイ・カーンとバンドの結束はいよいよ高まり、ここにきてキャメロット節とも言える、硬質だが妖艶な、美しいヘヴィ・メタルは一つの完成形を示している。
硬質でメタリック、かつテクニカル。まさにメタルなバック陣にロイ・カーンの男の色気満点の絶品ヴォーカルが被さる様は他のバンドには無い独特のオーラを放っていると言えよう。
ファンタジックで神秘的なイントロ“Regalis Apertura”に導かれて壮大に疾走する#2“Forever”に始まり、キャッチーな3連チューン#3“Wings Of Despair”、カーンの絶品歌唱が映えるバラード#5“Don't You Cry”、幻想的なイントロに導かれる美麗なファストソング#6“karma”など、聴くべき楽曲が目白押し。
ANGRAやSTRATOVARIUSと並び称されるべきクオリティを持ったバンドである。
3rdアルバムで加入したロイ・カーンとバンドの結束はいよいよ高まり、ここにきてキャメロット節とも言える、硬質だが妖艶な、美しいヘヴィ・メタルは一つの完成形を示している。
硬質でメタリック、かつテクニカル。まさにメタルなバック陣にロイ・カーンの男の色気満点の絶品ヴォーカルが被さる様は他のバンドには無い独特のオーラを放っていると言えよう。
ファンタジックで神秘的なイントロ“Regalis Apertura”に導かれて壮大に疾走する#2“Forever”に始まり、キャッチーな3連チューン#3“Wings Of Despair”、カーンの絶品歌唱が映えるバラード#5“Don't You Cry”、幻想的なイントロに導かれる美麗なファストソング#6“karma”など、聴くべき楽曲が目白押し。
ANGRAやSTRATOVARIUSと並び称されるべきクオリティを持ったバンドである。
KAMELOT/One Cold Winter's Night [DVD]
キャメロットがノルウェーのオスロで行ったライブのDVD。
先行で同ライブのCDが出ましたが、正直あれ聴いて不安がありました。序盤、Voのカーンの声がやたら裏返ったり、安定してなかったように感じたので…。しかし、映像ありで見たらそんなの関係なく楽しめました。
カーンの情熱的且つ妖艶な歌声が相変わらず素晴らしいです。女性コーラス陣も劇仕立てのパフォーマンスで盛り上げてくれます。エピカのVo、シモーネ(美人!)等ゲストもあり、見応え十分です。個人的にはシモーネのヘッドバンギングにやられました。
選曲もなかなか良いですし、名曲FOREVERもライブならではの熱いバージョンで聴けます。
今までキャメロットを聴かずにいた方、この際是非見て下さい。かっこいいです。
先行で同ライブのCDが出ましたが、正直あれ聴いて不安がありました。序盤、Voのカーンの声がやたら裏返ったり、安定してなかったように感じたので…。しかし、映像ありで見たらそんなの関係なく楽しめました。
カーンの情熱的且つ妖艶な歌声が相変わらず素晴らしいです。女性コーラス陣も劇仕立てのパフォーマンスで盛り上げてくれます。エピカのVo、シモーネ(美人!)等ゲストもあり、見応え十分です。個人的にはシモーネのヘッドバンギングにやられました。
選曲もなかなか良いですし、名曲FOREVERもライブならではの熱いバージョンで聴けます。
今までキャメロットを聴かずにいた方、この際是非見て下さい。かっこいいです。
Silverthorn
ザ ブラック へイローが好きな人なら、購入してもいいと思う
あのドラマティックで耽美的な世界観が、また新たなコンセプトを持って甦った感じなのだ
やはりキャメロットは、コンセプトアルバムが似合っていると思う
今回のアルバムは、そのメロディアスで叙情的な要素が更に全編にみなぎっており、パワーメタルの醍醐味であるスピード感も失われていない
あの最高傑作と双璧である。。。
ロイ カーンが脱退して初のアルバムである。。。
自分たちはカーンのヴォーカルを主体として聴いていたのではなく、『キャメロットの音楽』を聴いていたのだ。。ということを改めて実感したのだが、そうさせてくれるだけの力を、この新しいヴォーカリストは秘めている
ファルセットから地声へのスムーズな使い分け、ビブラートの美しさ、音感の良さ、みなぎる情感、声質の艶と深み、声量、どれを取っても申し分ない
トーマスとオリバーの作り出す、キャメロットの音に見事に融合している
新任ヴォーカリスト、トミー カレヴィックの、ロイ カーンを彷彿とさせる要素も、それを見つけ出したトーマスのやり切れなさ、失望感がいかに大きかったかを物語っているが、その逆説的な力が、この新たなる力を引き寄せたのだろう
カーンの持つ低音や歌い回しの粘っこさよりも、どちらかといえばジェイムズ ラブリエに近い、洗練された明るさと若々しさを持っているし、これからの成長も期待させる。。。
トーマス自身が言う、『これからやろうとしていること』が大きかっただけに、必然と運命が、それを導き出したのだと思う
今回のアルバムの最大の特徴は、本当にストレートな叙情性、メロディーの美しさに、屈折した部分が無いことだと思う
これは、ブラック ヘイロウのときも感じたことだが、美旋律というのは、アレンジや演奏技術がそれに伴わないと軽薄に聴こえてしまいがちなのだが、キャメロットはそれを120%の意味を持たせて表現してみせる
最近の定番となった女性ヴォーカルの起用も、音楽に華を添えていて美しい。。。
コンセプトアルバムではあるが、抽象性を持たせ、聴く側にイメージを委ねる部分が、とても巧みだと思う
民族音楽、クラシックの要素を取り入れ、あらゆる音楽ジャンルを統合して、覇気のある新ジャンルを作り出していて、これからも楽しみだ
バンド自体がやりたいことをやっているというより、私達ファンがやって欲しいことをやってくれている。。。
ジャケット、ライナーノートのアートワークも、全く隙がない
また、魅せられてしまった。。。
内心ではカーンの復帰を願っていないわけでもないが、とりあえずは十二分に継続可能にしてみせたのは、流石である
あのドラマティックで耽美的な世界観が、また新たなコンセプトを持って甦った感じなのだ
やはりキャメロットは、コンセプトアルバムが似合っていると思う
今回のアルバムは、そのメロディアスで叙情的な要素が更に全編にみなぎっており、パワーメタルの醍醐味であるスピード感も失われていない
あの最高傑作と双璧である。。。
ロイ カーンが脱退して初のアルバムである。。。
自分たちはカーンのヴォーカルを主体として聴いていたのではなく、『キャメロットの音楽』を聴いていたのだ。。ということを改めて実感したのだが、そうさせてくれるだけの力を、この新しいヴォーカリストは秘めている
ファルセットから地声へのスムーズな使い分け、ビブラートの美しさ、音感の良さ、みなぎる情感、声質の艶と深み、声量、どれを取っても申し分ない
トーマスとオリバーの作り出す、キャメロットの音に見事に融合している
新任ヴォーカリスト、トミー カレヴィックの、ロイ カーンを彷彿とさせる要素も、それを見つけ出したトーマスのやり切れなさ、失望感がいかに大きかったかを物語っているが、その逆説的な力が、この新たなる力を引き寄せたのだろう
カーンの持つ低音や歌い回しの粘っこさよりも、どちらかといえばジェイムズ ラブリエに近い、洗練された明るさと若々しさを持っているし、これからの成長も期待させる。。。
トーマス自身が言う、『これからやろうとしていること』が大きかっただけに、必然と運命が、それを導き出したのだと思う
今回のアルバムの最大の特徴は、本当にストレートな叙情性、メロディーの美しさに、屈折した部分が無いことだと思う
これは、ブラック ヘイロウのときも感じたことだが、美旋律というのは、アレンジや演奏技術がそれに伴わないと軽薄に聴こえてしまいがちなのだが、キャメロットはそれを120%の意味を持たせて表現してみせる
最近の定番となった女性ヴォーカルの起用も、音楽に華を添えていて美しい。。。
コンセプトアルバムではあるが、抽象性を持たせ、聴く側にイメージを委ねる部分が、とても巧みだと思う
民族音楽、クラシックの要素を取り入れ、あらゆる音楽ジャンルを統合して、覇気のある新ジャンルを作り出していて、これからも楽しみだ
バンド自体がやりたいことをやっているというより、私達ファンがやって欲しいことをやってくれている。。。
ジャケット、ライナーノートのアートワークも、全く隙がない
また、魅せられてしまった。。。
内心ではカーンの復帰を願っていないわけでもないが、とりあえずは十二分に継続可能にしてみせたのは、流石である
One Cold Winters Night (2pc) [DVD]
やっと全編確認しました。
リージョンフリーで、プレステ2でも視聴可能です。
ボーナスDISCのインタービューでの字幕以外に国内盤との仕様違いは無いと思われます。
価格差が非常にありますので、お手ごろ価格の輸入盤をお勧め致します。
内容に関してですが、ライヴ自体は最近の3作品からの楽曲がメインで約80分とコンパクトな収録時間となっています。
しかしながら、各アルバムからの選りすぐりですので、非常に充実した映像作品といえるでしょう。
ゲストとしても、シモーネ・シモンズ、サシャ・ピート、マリ・ヤングブラッドが参加してある種シアトリカルともいえる
ステージングを見せてくれます。
他にも女性コーラスが3名参加しており、バンドのコーラスワークを非常に上手く表現してくれていると感じました。
また、演出に関しても狭い会場ながら中々手が込んでおり、個人的には雪の降る仕掛けの美しさに1票です。
カメラワーク(クレーンカメラありなので非常に立体的な映像です)、観客の盛り上がり(ウラヤマシイ・・・)、
バンド演奏(カーンはやはり上手い!)いずれも文句のつけようがありません。
しかしアメリカのバンドは思えませんなぁ・・・。
リージョンフリーで、プレステ2でも視聴可能です。
ボーナスDISCのインタービューでの字幕以外に国内盤との仕様違いは無いと思われます。
価格差が非常にありますので、お手ごろ価格の輸入盤をお勧め致します。
内容に関してですが、ライヴ自体は最近の3作品からの楽曲がメインで約80分とコンパクトな収録時間となっています。
しかしながら、各アルバムからの選りすぐりですので、非常に充実した映像作品といえるでしょう。
ゲストとしても、シモーネ・シモンズ、サシャ・ピート、マリ・ヤングブラッドが参加してある種シアトリカルともいえる
ステージングを見せてくれます。
他にも女性コーラスが3名参加しており、バンドのコーラスワークを非常に上手く表現してくれていると感じました。
また、演出に関しても狭い会場ながら中々手が込んでおり、個人的には雪の降る仕掛けの美しさに1票です。
カメラワーク(クレーンカメラありなので非常に立体的な映像です)、観客の盛り上がり(ウラヤマシイ・・・)、
バンド演奏(カーンはやはり上手い!)いずれも文句のつけようがありません。
しかしアメリカのバンドは思えませんなぁ・・・。