最初にこの映画と出会った時の衝撃は、今でも忘れられない。
観てからの１週間、毎日のようにアキラの夢を見ていたような気がする。
漫画で見知った大友克洋が、スクリーンを手がけるとこうなるのかと
唖然として息を呑んだ思い出。
全てが文句なく、かっちょいい！
金田のバイク、鉄雄の覚醒、壮大なネオ東京が不穏な湿気を孕み、人間たちが血なまぐさい路地を、野良犬の如くひた走る。
王のように君臨する「力」。
その「力」という、目に見えない存在を、壁を叩き割り、
耳から血を噴き出させることで、見事に知らしめる、
ここに「力」は存在すると。
これぞ大友克洋。
この映画なくしてジャパニメーションの進化もなかった事は、
火を見るよりも明らか。
原作と結末は異なり映画でも漫画でもアキラは余すところなく堪能できる。
映画の結末も、個人的には好き。
この世界観。どうせなら片足でなく、全身どっぷりのめりこみたい。
毎日、夢に見るほどに。

今更レビューもしないんでしょう。
AKIRAファンなら持ってて当たり前みたいな本なので
好きな人は是非。

プロポーション抜群！文句無しにかっこいいんです。右腕のレーザーガンを二の腕に着脱できるのもしびれます。では、何故、★1個足りないか？ それは胸とお腹の間を動く様にしてあるのはいいんですが、ポロポロ落ちるんです。で、ふと考えてみるとその部分動く必要あるのか？となりまして瞬間接着剤でとめてしまいました。それでもカッコいいからクイ無しですけど★１つマイナスという事で。

気分はもう戦争と勘違いしていたため、短く感じ少し残念でした。
漫画を描いてる人にとっては原稿サイズというのは気になるんじゃないでしょうか。
このサイズで出版してくれた事に感謝し、B４のAKIRAを期待します。

コメント特にないですよ~~~
よかった、よかった、よかった……