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沈黙の艦隊 VOYAGE2 [VHS]
前作では浦賀水道入りまででした。
今回は日本との同盟、東京湾からの脱出が描かれています。
前作に引き続き原作を見事に再現した作品です。

 

沈黙の艦隊 [VHS]
原作を見事に再現した作品である。
やまと製造から独立宣言、浦賀水道入りまでをアニメ化した作品。
音楽も素晴らしくサントラを購入しそこなったことが非常に悔やまれます。
原作ファンの人は是非見てください。

 

沈黙の艦隊 VOYAGE3 [VHS]
今回はシーウルフとの戦いを描いています。
三作連続で鑑賞すると、アニメ化がここまでなのが非常に残念でなりません。
ぜひ、続編を製作してほしいと感じざるえない非常に良くできた三作品
です。
また、音楽も素晴らしい!
声優の声も個人的にはキャラクターに合っていると思います。

 

沈黙の艦隊 [DVD]
これはYou Tubeで初めて観て、なかなかよかったので購入しました。内容的にはなかなか良いものがありました。私は視力に障害があるので、画質を云々する事は出来ませんが、その分耳には自信があります。使っているSE【効果音】が、あの『宇宙戦艦ヤマト』と同じものを使い、なかなかの迫力でした。

 

ZIPANG VOL.2 [DVD]
丁寧に作られた良い作品だと思うのですが、ただひとつアメリカ兵のデザインだけが腑に落ちない。
彼らだけが「かわぐち絵」で無いのです。
その他大勢だから、ということかもしれませんが、みな一様に貧弱な体格で意志のない顔をしているのが、なんとも納得いきません。
というのは、自衛隊員たちが大戦時の日本兵と初めて相まみえるくだりでは、日本兵に対して「どいつもこいつも肝の据わった顔をしていやがる(意)」という感想をもらす演出があるからです。
だからこの後、不運にも直接米兵と自衛隊員が出会ってしまう場面で、戦闘を経験したことのない自衛隊員の恐怖がもう一つ伝わってこないのです。もったいないと思うのです。
主人公たちの敵ではないが、当時の日本(軍)の敵であるアメリカ兵の描き方だけがぞんざいなのは、作り手の意識を低く誤解されそうで残念なのです。

 

ZIPANG VOL.3 [DVD]
偶然深夜のテレビ放送を見たのがきっかけで、このアニメにほれ込んでしまいました。
映像はきれいですし、ストーリーもすっごく奥が深いです。
戦後に生きている私たちがこのアニメをきっかけに色々と考えさせられる部分もあると思います。
人間ドラマがぎっしり詰まっているので、ぐっとくる場面も多々あり、おすすめです。

 

1/700 ジパング 海上自衛隊 ヘリコプター搭載イージス護衛艦 DDH-182 みらい
かわぐちかいじの漫画「ジパング」の主役メカです。

キットのほうは、ピットロード社の「こんごう」を元に、
追加パーツで「みらい」になる、という物ですが…

この追加パーツが曲者で、船体に1mm以上のすき間が出来て
しまうほど、合いが悪いのです。
後部の甲板は、船体と甲板の両方を延長する部品と、甲板のみを
延長する部品があるのですが、どちらも甲板に段差が出来てしまいます。

接着剤で継ぎ目消し、なんて悠長なことは言ってられないので、
パテなんかで平らにしてやらなければいけません。
上級者向け(?)でしょう。出来が悪いだけですが。

ただ、比較的簡単に「みらい」を手に入れられるので、作る
根気のある人にはオススメできます。

ピットロード社のキットなので、プロポーションも○です。

 

ジパング 40 (モーニングKC)
海上自衛隊、タイムスリップ、太平洋戦争など興味を持ちやすいキーワードの詰まった作品ですが、それ以上に主人公二人が強い存在感を持ちそれが物語の中心になっていて、それ以外のものは読み始めるとっかかりでしかないという印象が、振り返ってみればかなり初めの方からあると思います。
前に進むごとに、この物語は海上自衛隊ものではなく、タイムスリップものではなく、太平洋戦争ものではない…とひとつづつ否定しながら進んでいる様にも思えます。そうして最後に残るのが作者の方が描きたいもの(人物ドラマ?)なのかなと思いました。
人死にや嘘や裏切りがありますが、それ以上に、真摯さを強く描いた物語だと思います。その、誰も悪ではないという舞台(というのでしょうか)での対立が醍醐味で、面白いと思います。根本に地味さを持つ物語とも言えるのかもしれませんが、私は大好きです。

追記・・・ 「テンポが悪くなってしまった」という他のかたのご意見について考えてみたのですが、物語序盤には追い詰められた状況での息もつかせぬ展開があり、中盤には自衛隊の範囲を自主的に越える等色々な変化がある展開で興味を引っぱられ続け、そうなる背景には難民と紙一重の苦しい立場があるわけですが、そういう底無しの様な嫌な緊張感は極力抑え目に描かれているのだと思います。そのために物語終盤、みらいの人達がはっきりとした意志を手に入れる事で当初の勢いのある展開の土壌が消滅してしまっても、それと引き換えに、逃げ場がない嫌な緊迫感が一掃されるという解放感がある…はずが、それがとても希薄になってしまっている…という事なのではないかなと思いました。
そのために途中まであったはずのものが無くなってしまったという感じで、がっかりしてしまうのかなと思いました。
そこが読み続ける最大のポイントだったかたにとってこの物語は、期待感がどんどんすり減っていくという辛い状態になってしまうものだったのだと思います…。

 

ジパング 39 (モーニングKC)
 常にスケジュールに追われ、超高速の交通機関で遠距離を短時間で移動し、質よりも量を問われる時代風潮の中で、スピーディー&迅速が最も価値あることだと信じ切っているせっかちな我々現代人にとって、なかなか結末を知らされない物語というのは、時に苛立たしく感じられるのかもしれない。だが、西洋の古典的な長編小説もそうであるように、スケールが大きければ大きいほど、そして最後の大詰めが劇的であればあるほど、作者は想像力を強く喚起され、そこに至るまでの緻密な過程や背景描写、登場人物一人一人に関わるドラマを、熱を込めて描きたくなるものである。このジパングの作者も、おそらくそのような誘惑に勝てず、ついついページ数と時間を割いてしまっているのではないかと思う。
 読者の側からすると、確かに「引っ張るなあ」という印象も否めないが、別に中身が薄っぺらとも思わない。むしろこれだけ長くかけて、大和潜入と周囲の状況の経過を精確に余すなく描こうとする作者の緊張感の持続と、相変わらずリアルな臨場感の高い描写力とに感心する。(少なくとも他のマンガに比べると)非常に精度の高い構成力がこの作者の本領であり、結末の構想も当然ながら既に用意されていることと思う。
 だから読者は、先を急がず、むしろ作者とともに想像力の海にたゆたいながら、いま物語の中で展開されてくる様々な個々のドラマをゆっくりと楽しめばよいのである。地道に辿るべきプロセスを差し置いて結果のみを先取りしたがる人は、そもそもこのようなスケールの大きな物語を読むのに不向きだといえる。

 


「おのみちアート・コムin東京」報告書†


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