Allegro Cantabile |
スエミツ×のだめ、最強の組み合わせです。俺はのだめ原作を読みながらスエミツインディーズ盤を聴いていたので、いずれなんだかの形でコラボしたらおもろいのにと思っていました。かなりあっているし、スエミツなので楽曲は問題なしです。かなりおすすめっす。ただしアニメの放送時間が深夜なのが惜しいです。ゴールデンの時間でもぜんぜんいける内容なだけに。とにかくきいてみて。 |
chronicle.(DVD付) |
ぼくは、安藤さんの声が大好きです。その素直な声を、これからもずっときかせてください。 |
Best Angle for the Pianist-SUEMITSU&THE SUEMITH 05-08-(初回生産限定盤)(DVD付) |
オリジナルのフルアルバムは僅か3枚のみのリリースなのに「何故このタイミングでベストアルバム?」と思って調べてみたら、今年(08年)一杯でレコード会社を離れるとのこと。
どういった経緯でそうなったのかは分からないけど、正直期待していた程のスマッシュ・ヒットは起こらなかったのが大きいのかな、と自分は思ってしまいます。ただ、SUEMITSU〜こと『末光篤』という人には時代に左右されないポップ・ソングを作ることの出来る才能があったと自分は信じて疑ったことはなく、むしろドラマや人気アニメなど『色モノ』なタイアップを付けて売っていこうとした『売る側』の人達の責任のほうが大きいような気がしてます。彼の楽曲たちは、売れる公式や方程式だけで作ったようなJ-Popよりも完成度・アレンジ共に優れていたと思うし、かといって気難しい気にさせるような曲は作ってこなかった。それは賞賛に値する才能だし、それだけで十分ファンを掴んで、きっちりやっていけるだけの能力はあったと思うのです。 だけど彼の周辺の人間たちは、『J-Pop』のフィールドで売ろうとはしたけど、もっと広い『音楽ファン』に向けてのプロモーションは大分怠っていたように思えるんですね。いわずもがな、J-Popのフィールドで人気が定着すれば多くの人には聞かれるかもしれないけど、そこで獲得したファンの中に、1〜3年先まで興味を持ってくれる人達はきっとごく僅か。彼の楽曲やルックス(失礼だけど)などを含めてみても、『J-Pop』の中で売るより『ポップス』として売るということの方が彼には合ってたんじゃないかと思えて仕方ないのです。(そういった売り方を本人が最初から望んでいたのだとしたら、ここで書いてきたことは全部意味が無くなってしまうんですけどね。) 『満を持してのベスト盤』という風には思えないので、両手を挙げて喜べるわけではないのですが、こうしてSUEMITSU & THE SUEMITHの代表曲が詰まった『入門編』が世に出ることは価値あることじゃないかな、と思います。代表曲「Astaire」や「Allegro Cantabile」、「Sagittarius」などが目当てで手に取った人には「全曲いいじゃん!」的な形できっと届くであろう、高水準なポップ・ソング集になってほしいし、なり得るだろう!と思います。SUEMITSU〜の音楽に出会ってない人は、このアルバムから是非。 |