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天正遣欧使節の音楽/アントネッロ
400年以上前に遡り現代ロマンを展開する壮大な歴史絵巻に圧倒されました。日本人としての西洋音楽受容のルーツをたどり、時として、枠を超えて、ジャズやフラメンコのようにグルーヴする音楽は、何度聞いても楽しく、哀しく、せつない感興を呼び起こされます。クラシックの音楽史部門のなかで販売されるより、もっとポップな分野で販売されれば、さらにブレークするんじゃないでしょうか。個人的には、ここ10年で聞いたあらゆるアルバムのなかでも、最も感動したアルバムでした。濱田さんを初めとしたアントネッロの皆さんの演奏レベルの高さにも、ただ、ただ尊敬の念が絶えません。仕事がらホールの管理をしていますが、是非、アントネッロを中心としたこのアルバムの皆さんを招聘して公演をしたいと夢見る今日この頃です。

 

マエストロ (1) (ACTION COMICS)
クラシック漫画というと、最近は、「のだめカンタービレ」ばかりが話題を独占している感があるが、クラシック漫画というよりは、ギャグ漫画という趣のある「のだめ」は、クラシック・ファンには物足りなく、私の場合は、ギャグばかりの底の浅い内容に、次第に飽きが来てしまい、今では読むこともなくなってしまった。この「マエストロ」は、「のだめ」以上に笑えるギャグも入っているのだが、極めて良質な本格派クラシック漫画であり、こうした作品にこそ、もっともっと脚光が浴びせられてもいいのではないだろうか。 

私が初めてさそうあきらを知ったのは「神童」だったのだが、この「マエストロ」では、「神童」より一層、専門的描写が深化しており、指揮者・オーケストラ・奏者を知り尽くした専門的描写は、玄人はだしレベルに達している。クラシック漫画以外にも、あらゆるジャンルの漫画を幅広くこなすさそう氏の、このクラシックに対する造詣の深さに、私は、ずっと、「さそうあきらって、一体、何者?」と思っていたのだが、先日、NHK・BSのクラシック番組「夢の音楽堂」にゲスト出演しているのを見て、さそう氏が本物のクラシック通であることが、よく理解できた。 

さて、この「マエストロ」は、スポンサーの倒産で、一旦解散したオーケストラが、無名の怪指揮者天道とともに、一か月後の再結成コンサートに向けて歩み始める過程を描いた物語である。さそう氏は、途中から、奏者個人個人のエピソードを描くことに重点を置いているため、本筋がなかなか先へ進まない点はあるものの、毎話のストーリーは、いずれもよく練り上げられた出来の良いものばかりであり、第2巻の終盤からは、俄然、ストーリーがシリアスになって、怪指揮者天道の正体の一端も明らかになってくる。 

2004年初めには全話のネームを完成させているというさそう氏が、最終第3巻で、どんな大団円を描いてみせるのかが、楽しみだ。 

 

神童 (1) (Action comics)
高校生のときに古本屋で立ち読みして一気に4巻まで読んでしまった漫画だ。
今になってもう一度読み直したいと思い、本屋で買ってきて読んでみた。
2度目なのに大きく感動してしまった。
まだ見ていない人はとにかく買って読んで欲しい。
読み返すたびに静かな感動に包まれる名作だ。

 

マエストロ 3 (3) (アクションコミックス)
この作品のフィナーレは、本当に素晴らしいものだった。この作品の話の成り行きから、フィナーレが、感動の再結成コンサートの模様を描いたものであろうことは当然予想されたのだが、その感動は、私の想像を遥かに超えるものだったのだ。冒頭の目次を見ると、どういうわけか、フィナーレのコンサートが、「第一夜」と「第二夜」に分かれているのだが、これが、まさに、感動の上に感動を重ねる、熱い感動の二段重ねのコンサートになっているのだ。

巻末に、さそう氏の「あとがき」が載っており、ここに、この作品を描くにあたっての彼の思いが綴られているのだが、私が特に注目した点が、二つある。一つは、彼が、「「神童」を描いてから、漫画という媒体において、音楽をどのように描くべきか、その感覚がつかめたような気がする」と述べている点である。さそう氏は、決して絵の上手い人ではないけれど、たしかに、「コンサート第一夜」で天道が紡ぎ出している音楽などは、実際に出ているだろう音楽が、ビンビンと読者に伝わってくるような見事な描写力で描かれているのだ。もう一つが、再結成コンサートの直前まで、彼が、奏者個人個人のエピソードを描くことに重点を置いてきた理由が記されていることであり、これを読んで、私は、この作品を描くにあたっての彼の周到な意図を知ることができたのだ。 

この作品は、掲載誌の休刊に伴い、一時休載の憂き目にあっている。フィナーレにこれだけの構想があったのなら、さぞや、さそう氏も心残りであったことだろう。「あとがき」の最後で、彼が、ようやく完成に漕ぎ着けられたことへの感謝の言葉を述べているのだが、かけがえのない素晴らしい音楽漫画を失わずに済んだ、我々読者の方こそ、さそう氏に感謝したいくらいだ。地味ではあっても、本物の音楽の感動を味わうことのできるこうした作品こそ、少しでも多くの人に味わってほしい、つくづくとそう思う最終巻だった。 

 

俺たちに明日はないッス デラックス版 [DVD]
童貞卒業のことしか頭にない17才の高校生たちの悶々とした青春模様を赤裸々に綴ります。いわば、トホホなラブコメですね。 (笑) ただし、遠くが見えない息苦しさがある。つまり、爽快な青春映画というわけではない、それがリアル。

ダメ男子代表みたいな比留間(柄本時生) 、病弱で日傘をさして登校するような女生徒の友野(三輪子)、サエない中年の吉田先生(田口トモロヲ)の関係を軸に、ちょっとイケてる峯(遠藤雄弥)と性に無知なちづ(安藤サクラ)、パシリのデブ安藤(草野イニ)と巨乳の秋恵(水崎綾女)の恋と絶妙なバランス。オムニバス映画のような雰囲気もありますね。

柄本時生ほか全員が、どこにでもいそうなのがまずポイント高い。等身大の男子たちが好きな女子に優しくできない小学生レベルのメンタリティで窒息しそうになったり、雰囲気に流されてセックスすることになったり、巨乳女子に弄ばれたり。と、下半身でしかものを考えられないのに、意外にナイーブな童貞少年のもどかしさが可笑しくも愛しい。(笑)
彼らを翻弄する女子が大人っぽく、ときには計算高さすら感じさせるのと好対照ですね。
男性監督が撮ったら、男子たちの生態はもっと生々しいものになったかもしれないが、女性視線が入るというところで、「ホント男子ってバカなんだから」程度に留まったのかもしれない。男性監督が撮ったら自己嫌悪みたいなものがより濃く入ってきたんじゃないかな。
 
柄本時生を始めとする俳優たちがいい。特に、生理の知識さえ少女ちづを演じた安藤サクラの脱ぎっぷりと不思議な生々しさがよかった。
エンディングテーマは、峯役の遠藤雄弥のバンド銀杏BOYZの歌う『17才』。ザラザラ、ヒリヒリ、もがいてるみたいな歌と音が、この映画のエンディングにピッタリでした。

 

神童[2枚組スペシャル・エディション] [DVD]
成海璃子も好きだし松山ケンイチも好きだしで大して期待もせず鑑賞。 ビックリするぐらい良かった!どちらかと言うともっとマンガ的な作品を予想してたものだからその余りにも繊細な作品世界に引き込まれ息を詰めて見つめる事2時間、全く飽く事なく楽しめた。 もって生まれた天賦の才を持つ中学生と音楽が好きでピアノを弾く事が好きなどちらかと言うと凡才に近い落ちこぼれの音大生という対照的な二人。 その二人が惹かれ合う。 一方は恋愛感情として。 もう一方はその圧倒的な才能に尊敬の念を抱きながらあたかも妹の様に想っている。 それが天才故の苦悩と心の傷を知る事によって微妙に心境に変化が生じてゆく。 それを主演の成海と松山は信じ難い程の精度と繊細さで演じていく。 この二人の演技力には今更ながら驚かされます。 二人の出会いのシーンからして素晴らしい。 その後の展開も省略が効いていてとてもいい。 成海璃子演じるうたが何故松山ケンイチ演じるワオに恋をするか? 映画を観てればよくわかる。 以前から風貌が良く似ていると密かに思っていた西島秀俊と松山ケンイチの夢の共演。 残念ながら絡みのシーンはなかったけど。 銭ゲバで柄本時生と共演してたのがこの映画ではその父親の柄本明が松ケンの父親役。 ファンとして嬉しい発見。 ピアノの演奏のシーンには吹き替えと分かっていても何度も泣きそうになり音大受験の実技試験の場面では鳥肌が立った。 クライマックスの演奏会では堪らず自然と涙が溢れた。 ただこれ程ピアノ演奏のシーンが完璧なのに声楽科の貫地谷しほりのシーンだけが少し残念。 脚本も演出もともに素晴らしく、笑える場面もイッパイあるし世界に胸を張って紹介出来る数少ない日本映画の一本です! 主演の二人がますます好きになった。

 


Chopin: Barcarolle / 舟歌


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