シングルス |
正直言って、アリス全盛時、私は彼らの音楽をそれほど聴いていたわけではありませんでした。それは、同時期に活躍していた、「風」や「オフコース」とは違い、独特のアクの強さや節回しに抵抗感があったからだと思います。さらに、彼らのその後のソロ活動でも、とても歌はうまいと思いつつ、なぜか共感するところがなかったのも正直な気持ちでありました。
さて、このアルバムでは彼らの主要シングル曲AB面が収められていて、私のようなアリス初心者にも実にわかりやすい曲目構成となっています。そして改めて彼らの音楽を聴いてみると、さすがに音楽としての完成度やハーモニーの心地良さに感心します。「冬の稲妻」「涙の誓い」「チャンピオン」「遠くで汽笛を聞きながら」・・・。これらヒット曲ではとても口ずさみやすい音楽だと思いました。 ところで、彼らのステージ進行には当時から定評がありました。いつかFMで聴いたコンサートライブでも非常に面白かったことを思い出します。たとえば、谷村新司が「冬の稲妻」のフレーズ‘you are rolling thunder’を「養老院のサンバ」に聴き間違われる、とか言っていたことでも笑ったものです。 この音楽を聴いてみて、アリスとしての生演奏にもう一度触れてみたくなりました。 |
アリス シングルス20《1972-1979》 |
アリスの1972年から1979年までのシングルとカップリング曲を集めたものです。今の谷村新司や堀内孝雄の原点がこの3枚組みのCDに収録されています。 主なヒット曲をあげても、「走っておいで恋人よ」「今はもうだれも」「帰らざる日々」「遠くで汽笛を聞きながら」「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「君のひとみは10000ボルト」「チャンピオン」「陽はまた昇る」「美しき絆」「終止符」など入っており、その他の曲もアリスらしくメロディックでダイナミックな曲が収録されています。アリスのベスト版を購入希望の方なら少し値段はかかりますが、このシングル20を購入することをお奨めします。アリスの全てがわかります。 |
ナニワ金融道 1 [DVD] |
記念すべきナニワ金融道の第1作。ここからすべてが始まった。 |
ナニワ金融道~青木雄二の世間胸算用~ |
「ナニワ金融道」という漫画がベースのボードゲーム。自分が金持ちになったら勝ち!という従来のボードゲームとは少し違って、相手よりも借金を早く返す事ができれば勝ち!となっている(笑 原作にあったような独特の雰囲気が少し薄れている感じがした点は残念。まぁテレビゲームなんだから当然か。 あと、一人プレイの時に進行のテンポが悪くなるのが嫌。 |
新ナニワ金融道 3 決戦風雲怒濤!!編 (GAコミックス) |
1巻と比べると(2巻は未見)「あれ?」と思うぐらい絵がおかしくなっている。何かがあったとしか思えない。だがストーリーはどんでん返しにつぐどんでん返しで絵のマイナスがあっても読者を引っ張る……んだけれども、ちょっと複雑すぎませんか、これ。細かいところで何がどうなっているのか私には腑に落ちないところが結構あった。まぁわかる人にはわかるんだろうが……。
微妙にエロっぽい新キャラが出てきたり、スパでの連載が決まるなどまだ先行き期待させるものがあるが、絵の劣化とストーリーのあまりの複雑化(複雑でもいいが、もっとわかりやすい解説がほしい)はちょっと何とかしてよと思うので☆3つ。 |
新ナニワ金融道2 嗚呼欲望地帯!!編 (GAコミックス) |
灰原が昔ハメて転落させた肉欲棒太郎が
ついにキバを剥き始める! 地獄から這い上がった人間の凄味は 灰原に強烈なプレッシャーを与える。 さらに灰原の彼女朱美が失踪。 その朱美のとんでもない写真を入手した処で 続きは次巻となる。 ものすごいイイ引っ張りだ! 早く次巻が読みたい。 金に群がる人間どもの欲望が、どうでもいい土地に渦巻きまくってます。 |
新ナニワ金融道1 復活銭闘開始!!編 (GAコミックス) |
絵柄やバックも懐かしいやら嬉しいやら。
が、やはり所々違和感がある。 猫にかまれるとこなんかは、青木氏が褒められた部分を 狙ってる感がしてあざとく感じてしまう。 でもまあ、凡百の漫画よりはずっと面白い。 |