これぞ青春の1枚。ギター歪みメ。
昔出てた「地獄のアメリカ観光」のDVD版といった感じの本作。 どんなガイドブックにも載ってないであろう ロサンジェルスの「秘宝」なスポットが紹介されてます。 マニアな映画関係のお店、本屋、雑貨屋、有名人が眠る墓地 などなど、見たら絶対行きたくなるところばかりです。 コートニーラブも踊っていたストリップの店に行ってみたい!!!! ただ1つ残念だったのは、ファビュラスバーカーボーイズの バカ漫才が見れなかった点。 なので星1つ減点。
聴いてるコッチが恥ずかしくなるくらい、ポップソングのカバーセンス抜群のマシュー・スイート。
ツボを押さえたギタープレイが春から初夏にかけて聴くにはピッタリです。
コテコテの名曲からちょっとレアな曲までサラリと演奏してくれてます。
冒頭の「I See The Rain」はマーマレードの超名曲。
(米でも英でもない)ザ・バーズによるカバーを聴いたことがありますが、それよりもずっと良いです。
この曲のためだけに買う価値はあります。
まぁ、卑怯なくらい名曲満載なのでハズレなしってことでご安心を。
Susanna Hoffsの声は好みによるかも。
原曲に大胆なアレンジを加えるわけでもなく、極めてシンプルなつくりなのに、聞いていてチープな感じが全くしないのは、考えてたらすごいことですが、シリーズ3作目に至ってちょっとほころびを感じました。How Soon Is NowはやっぱりThe Smithsの原曲あるいはt.A.T.u.のカバーのように大仰にわめきたててこそ映える楽曲だと思いましたし、Towers of LondonやKilling Moonも音数少なめであっさり歌ったのではどこがいいのかわからないなあ…。これは全く私見ですが、選曲にあたってはとにかく自分たちで歌いたい曲というのが最優先だったのではないかと。にしても、そのあたり差し引いたところでまったく損したとは思わない買い物でした。
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