よかった。数冊
ダリは持っているが教科書に使う目的で購入した。決して完璧ではないが1970年代から幾度も再版され時代に洗われた感のあるいい本だとおもう。30〜40年代の作品がこういった廉価版にしては意外と充実していてポイントが高い。国内版には通常、初期後期の図版が多く大戦間の
ダリ本人の苦闘の期間の洞察に物足りないものが多い。
ダリ本人に通じた著者の
ダリ解説もまた読み応えあり。
本書はマニアから初心者まで読んで、また持って損はしない。機会があれば買ってみてください。
ダリ好きの一人として真に推薦しておきます。
『掌をうようよと蟻の這い回る夢』を見た
ダリと、『誰かの眼を切り裂く夢』を見たブニュエルが…
次々と「なんの脈絡もない」「衝撃を与える」イメージを「なんの制限もせず」出し合って…
二人が「こりゃおもしろいや!」と意見の一致したものだけを「理由を詮索せず」繋ぎ合わせた…
勝手気ままで、奇妙な美しさと不気味さと可笑しさのある、15分間の映画です。
映画って自由奔放なものだとつくづく思ったし、目から入る「動く画」という情報は、奔放な表現をうまく受け入れられるものだと思いました。
文字ではまだるっこしいものやムリなものも簡単に直截にわかります。体か頭か心のどこか奥深くで、説明は難しいのですけど「確かに何かを受け取った」と思えるのですね…。
15分間と、短くギュッとつまったものをグッと集中して観たので、ふだん気づかないいろんなことを感じたという気もします。想像してたよりうんとオモシロかったですよ。とくにピアノの上のロバが…! それと脇毛(笑)!
映画って、どう観ようと観る側の自由と言えばそれまでですが…
この映画は、「解釈」や「精神分析」などしないでそのまま受け入れ、ただただ目の前をとおりすぎる映像を「驚いたり」「あきれたり」、「気持ち悪っ!」「怖っ!」でも「綺麗…」と思ったり、吹き出したり、そして時々感心しながら愉しむのがよいようですね。
(ところで、有名な「あのシーン」は、なんだか客観的に見てました。スッと切られた目玉の中身がトロ〜と出てきて…オブジェみたい。汚らしくはない。でも、なにも知らずに見たら…「うわっ!」と思いますよね…)
それにしても、こういう映画に★はめんどくさいです…。
※ソフトの画質は残念ながら部分的にかなり悪いです。淀川長治氏の本作の解説(そんなに長くはありません。)と、ブニュエルについての簡単な文字解説があります。
アンリの経歴は深く
ジャズに関わっております。そしてこのCDの中の1曲が
ジャズという名前の付いた、この
ジャズ・シルバー・ムーンライトで、この曲のほかにもボサノバ調の曲も多く歌われており、バックの演奏者たちも
トランペットのエリック・ルラン、
トロンボーンのデニス・ルループ、ギターのドミニク・クラヴィッチ、ハーモニカのトゥーツ・シルマン、サックスのダニエル・スキャナピコ、また天才ヴァイオリニストのフローリン・ニコレスク、
ブラジル人パーカッション奏者のミセリーノ・シルバーノ、ドラマーのレジス・セサリーノ、ピアニストで編曲を担当したベルナール・アルカディオと当代一流のアーチスト達だそうです。どうぞ現代
フランスのシャンソン、
ジャズ、ボサノバが融合されたアンリの優しく穏やかな歌声と演奏をお聴きください。
Sal Salvadorは、Frivolous Salでスムースでよくスイングするギターをたのしませてくれたが、これもたのしいアルバム。
タバコをやめるための音楽 で、なかにタバコのやめ方の小冊子がはいってるとかかれているのもばかばかしいが、
ジャッケトのうらがわには 夫の前での下着の脱ぐための音楽 の広告が
プリントされている。
内容はいたって普通。
80才を過ぎてから復活して
フランスで大ヒットをとばしたアンリ・サルヴァドールの若かりし日のヒットが聞きたいと思い、入手。休日にリラックスして聞くのに最適。甘くてのびやかな声です。小野リサさんとのコラボでも有名になりましたが、彼ののんびりしたもち味はやはり素晴らしい!