ここまで網羅したのはいいんですが、「ヴィーナス」と「シュールダンス」のPVだけがなぜか歯抜けになってます。よってヒストリーも歯抜けです。
まだゲームクリアしてませんが今のところ攻略本参照して情報不足で不満に思う事は特にないです。
慶応の金子教授によるシミュレーション。鈴木高志という主人公に昔を語らせるという方法で2050年くらいまでのシミュレーションを登場させ、今の日本がいかに持続不可能であるかを示しているところが面白い。挿絵が非常に多いので、今まで金子教授の本を読んだことがない人でも抵抗なく読めるだろう。 シミュレーションの手法は非常に単純で、定規を使って過去のトレンドを未来に延長するというものだ。手法が妥当かどうかを問うてもあまり意味がない、素朴でありえそうもないシミュレーションなのだが、日本の将来がこのシミュレーション結果のようにならないとも言い切れないところが不気味だ。たとえば、農家戸数や労働組合の組織率がゼロになるなんていう話は、ありえそうでこわい。 こうした絶望的な状況に対する金子教授なりの処方箋も本書では示されており、金子教授が単に暗い未来社会の到来を予想しているわけではないことも読み取れる。 普段、テレビで吠えている金子教授が書いたとは思えない、どこか切ない文章も見ものである。
まさに、「エンターテイメントショー」という名がふさわしい内容! 最後のLIVEということもあり、3時間に渡り、メンバー全員が 最高のテンションです。 カールスモーキー石井さんの芸人顔負けのMC、時にボーカルより 目立ってしまう、バックメンバーの演出、、、 そして、圧巻は軽く30分を越えるNON-STOPの ダンスメドレー大会!! 後にも先にも、こんなLIVEを見せてくれるのは、米米CLUB しかないでしょう。 音楽史上に残るといっても過言ではありません。
構成については、他のレビュアーの方が丁寧に解説されているので、割愛させていただく。
風景、人物、物議を醸した悪魔イラストと、雑誌等に掲載されたイラストの数々……かなり読み応えのある画集だ。ただ、あくまで画集であるため、前作『ストレンジ・ジャーニー』における『シュバルツバース回顧録』のような、設定資料の解説が少ないのが、やや残念である。
この画集でひときわ光るのは、土居政之氏の卓越した画力とセンスである。イラスト以外で心に残ったのは、氏が、キャラクター「スティーブン」の項の解説で述べている言葉だ。
「作画を行うにあたって意識したのは、黒きサムライの作画時同様、バランス感覚を改悪しないという点です。どういうことかといいますと、素材だけ借りて自分の感覚に合わせて描いてしまうと、ファンアートになってしまって、別物の印象が高まってしまうんですね」
これまでの作品に対する敬意と、ゲームをプレイするユーザーに対する深い配慮が感じられる言葉である。画才のみならず、この丁寧な心配りがあったからこそ、他の絵師が手がけた悪魔と異なり、キャラクターたちがあれほど自然に「メガテンワールド」に溶け込んでいたのだと頷けた。
実際、ゲーム本編ではあれほど世界観と乖離し、ただひたすらに醜悪だった悪魔たちが、土居氏が大判イラストで手がけると、ユーザーが本来求めていた、神秘性をそなえた存在に生まれ変わっているのだ。
これぞ「真の転生」と言っていい。ぜひ次は、土居氏に新規の悪魔たちも手がけてもらいたいものだ。
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