原作にでてくるアルカディア号がやっと発売されました。
TV版のブルーと違いグリーンになってるけど渋いです。
マッコウ
クジラ型と並べて飾るのが楽しみです。
ネットで話題になっていたので読んでみた。
こういう感じで芸人が客寄せ
パンダ的に精神疾患を語るのは、どうかなと思い読み始めたが、杞憂であった。
特に、子を持つ親は読んだ方が良いと思う。統合失調症はどういう症状で、初期症状はどういうもので、
どういう事が原因で発症し、どういう薬剤があり、どういう副作用があるのか等を詳細に書いてある。
個人的には読むのが辛かったのが、ハウス加賀谷自身が、無理に塾に通うことで精神が崩壊する様を詳細に書いてある部分。
少年ゆえ対処もできず、親にも頼ることができず精神が崩壊する様が。
PTAとかで、マンガやテレビの過激表現が青少年の育成に悪影響があると声高に主張し、なんでもかんでも規制しようとする人は、読んでほしいと思った。それは全く影響がないことをハウス加賀谷が、この本で証明しているからだ。ハウス加賀谷や小学生時は一切のマンガやテレビを禁じられて育ったからだ。だが、ハウス加賀谷は崩壊した。なぜか?父親による母への暴力と過剰までの勉強の強要である事が詳細に書かれてある。
その他に、薬を自分で止める事の危険性や、新しい薬の有用性も語られている。
こういう情報は、もっと世間に周知した方がよいかと思った。
個人的には、この本を原作にしてドラマ化してテレビで放映してほしい。
正しい統合失調の知識が周知されることは、社会的にも意義があるかと思う。
総務省や厚生省の助成金で。少なくとも、ポスターで周知させるよりも、情報量が多く、伝搬能力も高いかと思う。ハウス加賀谷の顔を知っている人は、今でも多いかと思うし、急にテレビから消えた理由も知りたい人は多いかと思う。