2008年、注目度の高かったバレーボール選手の自伝。
当時、テレビ等ではその若さゆえ「
プリンセス・メグ」などどアイドル的な紹介をされていた。
読者は、その残像を追いながら、読み進めると、
地道な努力を惜しまない一人のスポーツ選手の姿に、認識を改めるだろう。
出版は、
北京オリンピックの直前の2008年である。
あれから4年。今年の
ロンドンでも、全日本代表に選ばれた。
しかし、時代のヒロインは、木村沙織等、若い選手に注目がシフトしている。
怪我を乗り越え、海外に活路を求めるなどの紆余曲折を経て
再生した不死鳥・栗原恵の活躍する姿を、期待したい。
『桜、みんなで食べた』の選抜メンバーであるちよりがAKBへ移籍してしまうので購入しました。というのもありますが、『君のことが好きやけん』がアタマから離れずにずっと聞きたいので買いました。
題名に「サラリーマンのカタコト
英語」 と入っているので
初心者向け
英語本と思い読んでみた
外資企業のビジネス出張経験をベースに日本人
英語の弱点を
ついた
英語表現のエッセイ集だった
栗原 恵(クリハラ メグミ) というバレーボール選手がいたが
この著者はペンネームを栗原 恵(クリハラ ケイ) と読む男性のようである
簡易でユーモア豊かな文章で書かれ
英語の初心者から熟知者に至るまで
参考となる かなりハイ・レベル内容のユニークなビジネス体験本
ハウツーモノと違い 外国文化や日本の
英語教育を再考させられる一冊である
どうしてこんなに盛り上がってしまうのかしら!と思えるほど、もう既に終わってしまっているVTRなのに手に汗を握ってしまう。もうちょっとで届く、という時には、どうなるのかじっと見てしまう。スポーツの吸引力は凄い。作為的な盛り上がりを誘うような作りをしていないDVDで嬉しい。表彰式はホント素晴らしい。
私は、随分前にバレーボールの雑誌社にいた。そこから離れてもう20年以上が経つ。もう最近のバレーボールに詳しくないが、そんな盛り上がりのDVDを見ていて、段々と疑問に思って来た。このDVDは全日本をフューチャーしたものだからこれでいいのかも知れないが、選手も含め、観客や応援する全ての人が淡く期待するのは、「もっと上」に行けるこれからの姿だろう。
その観点に立つ時、「世界の一流はどこら辺にいるのか」は、このDVDからは分からない。私には分からないが、この大会で
ロシア対
ブラジルでは、
横綱同士の対決として、どれ程観客が盛り上がったのだろう。もしそれがないなら、観客は世界のバレーを知らず、小結に当たる日本の戦いだけに一喜一憂しているのではないか、と思えて来る。ファンの声援で一位になるようなものではない。
ファン自身もまた世界に精通する目がなければ、その国のレベルも上がらないのは、他のスポーツを見ても確かなことだ。来年の五輪最終予選に向けて、選手だけでなく、観客やファンももっと高みを正確に知る、今後そんなDVDの作りであってもいいと願う。
しかしそれは本来、眞鍋監督を始め、日本の協会や
スタッフの仕事かも知れない。金メダルの大松監督を引き継ぎ銀メダルをもたらした小島孝治監督の言葉「高い目低い手」というのは、そんなハイランクの目線と、実践に伴う易しい手法を言った言葉です。決して「低い目」にならないよう、私たちの目も肥やして行ければと思う。それが出来れば、私達が応援する全日本も「もっと上」に行けるような気がします。