まさしくもっと評価されるべき作品。
GBA初期に発売された作品で周りの作品とは地味なパッケージと子供受けは決してしない
タイトル…大人から子供まで幅広い年代が遊べるバランスの良さがある一方で取っ付き難さと良くも悪くも全面に出したこだわり
からか当時はキャラの個性が強いソフト(エムブレムやエクゼ…太陽など)競争ではひのめを見れず急激に価格破綻しました。
やってみるとかなりキャラ立ちしているんですケドね。
ゲームシステムとしては当時は斬新だったと思います。
いわゆる自キャラ(
ナポレオン)を戦場で駆け回し様々な部下の元へ駆けつけ直接に指示します。
しかしながら
ナポレオンは無力でいわゆる指揮官なので攻撃には参加できませんし体力も0になるとゲームも終了します。
しかし
ナポレオンは味方を自軍に集める能力と味方を一時的に強くする能力の2つを使用でき味方をサポートは可能ではあります(ゲージを消費しますが)。
基本的な戦略は
ナポレオンが指示しない事には味方は全く何もしないか近場を守るのみなので部下をどう使うかに限ります。
味方軍師は計6人いて全てに固有スキルと能力があるのでそれが攻略のキモとなります。
個人的に助かったのが
ナポレオンを唯一回復可能な女軍師。
お供を連れられないが能力がずば抜けて高い一匹狼。
序盤からお供を4人も連れていける関西弁なナニワ軍師しかも終盤には貴重な存在になる。
ただ問題点もあり操作性がやや悪く基本的には
ナポレオンが自分の軍師や兵隊の元へ直接行かないと遠距離から指示できないのが難易度を高めています。
激戦地では目まぐるしく動き回る必要性があり的確な指示と指示中もリアルタイムなので敵が止まってくれません。
味方も指示中に敵と接触してしまうと敵の撃破を最優先してしまい悪循環にもなりやすいですね。
全体的には安心して値段以上に楽しめると思います
PART'Tと同時購入して、全話観ました。子供の頃は深く考えずに観ていたのですが、大人になってから見ると1話1話にメッセージが込められており、飽きずに最後まで観られました。最終回は感動ですので、ぜひ見てもらいたいです。もちろん、話が唐突に決着が着いたり、「ベルトサタンって、実は間抜け?」と感じるような部分もありましたが、それは昔のアニメのご愛嬌程度です。タツノコプロの作品の中でも、傑出した名作だと思います。また、OPとEDの歌も名曲です。最近のアニメは、ただ美少女・美少年が活躍するだけで何のメッセージ性もなかったり、歌も有名歌手しか起用しないなどの点が気になります。「
ポールのミラクル大作戦」のような、子供が観ても大人が観ても楽しめて、歌も「アニメの内容に沿っている」という物が近年でも出て欲しいと思います。長くなりましたが、「
ポールのミラクル大作戦」は、決して観て損はない良作なので、ぜひオススメしたいです。
「
ポールのミラクル大作戦」懐かしいですね!確か毎週日曜日の夕方6時から放送されてましたね。私は毎週かかさず見てました。ポール、ドっペ、パックンたちのベルトサタンにさらわれた二ーナの救出作戦は本当にハラハラしてました。ストーリーの前半はなかなか二ーナを助けられないポールたちの焦り、怒りみたいなものがよく伝わってきました。
この作品の一番の中心は凶悪非道ベルトサタンの迫力です。大平透さん演じるベルトサタンは悪魔の迫力そのもの!同じタツノコ作品の「
ハクション大魔王」とはまったく別人のキャラ。ベルトサタン登場の際のあの不気味な笑い語「フハハハハ・・・」悪い魔法で「ベルター!!」あのセリフは当時子供心なりに怖さを感じてました。
この作品では「不思議な世界」へポールたちがベルトサタンと戦うと言う設定でしたがそういう意味では悪役とはいえ、ベルトサタンは存在感の濃い
キャラクターでしたね。登場しただけでサタンの雰囲気がよく伝わってきたと思います。後半でベルトサタンが子分にしたキノっピー。悪役子分でもなんだか可愛くて憎めませんでした。ファンタジーアニメのひとつだったとも言えるでしょう。