只単にジェントリとメイドが恋に落ちて、最後はハッピーエンドなんて簡単なストーリーではなく、お互い不器用に相手を愛し、しかし、越えられない壁に悩む、もどかしさや恋の愉しさや、階級社会のはがゆさが複雑に盛り込まれた、正統派の純愛ストーリー。心があらわれます。
ボーカルもバックも名人級のうまさ。
最後の1曲以外はバックはアコースティックギターとピアノのみ。
徹底的に生にこだわった構成は極上の1枚として結実した。
カバー集だがポピュラーな選曲なので、幅広い人に楽しめる。
録音もリアルでボーカルやギターの微妙なニュアンスが楽しめる。
入手に時間がかかるなど面倒な点もあるけど、是非お奨めします。
個人的には
タイトル通り”My Favorite Disk in 2007”です。