ベルイマン自身は神の存在を信じているのかと問われれば、やはり信じているのではないかと思う。目に入れても痛くない娘カーリンを強姦されたあげく殺され、しかも自ら復讐のために殺人を犯すテーレ(マックス・フォン・シドー)。神が与えた過酷な試練により、テーレ一家は絶望の淵に追いやられる。「それでも私は許しを請う。そうでなければ生きていけないからだ」と泣き崩れるテーレがカーリンの亡骸を抱き上げたその時、試練に耐えた一家の前に<泉>となって神が姿を現すのだ。
最後の晩餐を思わせる一家の食事風景や、ラオウのように強盗殺人ブラザースの寝覚めを待つ怒りに燃えるテーレ、そしてエンディングのピエタと祈り。スヴェン・ニクヴィストが撮ったこれらの映像は、宗教画のごとき荘厳な雰囲気をかもし出している。極東の民族には想像もつかないくらい重いテーマである<罪の意識>そして<信仰の意味>について言及した問題作を、重厚な映像でつづっている。
しかし、ベルイマン作品のDVDがTSUTAYAに置いていないのなぜだろう。BSでもほとんど放送されることのない彼の作品を見るためには、AMAZONでDVDを買うしかないのである(宣伝しときました)。絶望の淵に沈んでいた私に一筋の光明がさしこんだ。年末、おくらばせながら、BSでベルイマン特集が放映されます。興味のある人は要チェックですよ。
今年で三十路になるという彼女のこれ迄の歴史を振 り返る企画の中では少女期に書かれた漫画や、修学 旅行のパンフレットで描かれた表紙など、ざくざく となめ子色を展開しています。 個人的には、「なめ子のファイナンシャルQ&A」 という企画と「自選コラム」が読ませました! おもしろい。
かなり面白い。 主人公の女子高生が、自分を犯そうとする(と勝手に妄想する相手の)鈴木君相手に、犯されまいと奮闘するエロ・コミカルな漫画である。
とにかくワン・パターンだが笑える聞き違い・勘違いのオンパレードだ。 どうしたら、そう解釈できるんだというような強引な解釈も多い。 そこまでして勘違いするんだから、本当は鈴木君に犯されたいんじゃないの?とも思えてしまう。
いずれにしても、可愛げがある勘違いではある。 最近のニュースを騒がせる笑えない勘違い野郎が多いこのご時世、漫画の世界の中だけでもコミカルに行っていいのではないか。
海外の仕事をしているせいか、仕事の時間が不規則で、なかなか眠れない時がありましたが、睡眠薬に依存するのが怖く、飲みませんでした。しかし!!このCDを聞いてからすぐに眠れるようになり、そんなもの必要なくなりました。(聞いているうちに眠くなってきます!)グレゴリアン・チャントはいろいろな聖歌隊によって歌われているそうですが、このCDはその中でも世界で一番伝統的で、老舗と言われているシロス修道院合唱団が歌っています。楽器などは使われていませんが、彼らの素晴らしい賛美と共に、心の平安を感じる事が出来るでしょう。
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