他のビジネス本にも言える事ですが、
この書籍は特に読んだだけで何が変わるといったものではありません。

各章毎にわかりやすく説明され、「随所に実践してみましょう」と
様々な思考ツールが用意されている。
それらを読み飛ばさず実践してこそ
初めて意味のある書籍であると思います。

ソーシャルメディアで何かを広めようと思ったら、共感してもらうこと、参加することが大事。その前提として、透明性も重要である

本書を読んで当時の新聞広告を見た記憶がうっすらと甦りました。うっすらと、というのは
この広告の仕掛けからすると全く分かってもらう必要の無い側にいたからなんですね。
今やっと分かりました。本当のファンだけに深く感謝の思いを伝えたいという目的を達成する
為に練り上げられた企画は見事に成功したようです。なぜ新聞を使ったのかというのも納得
です。

毎朝晩「お願いしまーす」の声と共に突き出されるチラシ。割引券付とかティッシュ付でも
避けて通る人が多い。第３章の「変化した消費者を待ち伏せる７つの方法」〜彼らと偶然を
装って出会うために、は「なぜ避けるのか」を考える上で大きなヒントとなりました。

新聞広告やラジオＣＭなんてもう古い、今はＷＥＢだろうと思ってたら目が覚めました。

佐藤正美の四季４部作の１作目にあたるアルバム。佐藤氏の演奏技術には定評があり、また奏でるメロディーが実に親しみやすいのでアコースティックギターが好きな方には自信を持ってお薦めできる作品です。
ボサノバが好きという方にもお薦めします。きっと新しい発見があることでしょう。