国際映画社ですか…。全部｢見たことない｣ですね、私は。
確かに｢全部TVサイズ｣という点で、｢2枚組みフルサイズ｣と比べると｢作成効率がいい｣反面｢聴いてみるには物足りない｣というのはあると思いますよ。でも、収録されたアニメを調べてみると、｢1作品も欠けてません｣ね…やれやれ…。

題目で書いた6曲とはズバリ｢21〜26｣のことで、これは｢アニメサウンドミュージアム Vol.1｣の｢15･16･23･24(ここまで『亜空大作戦スラングル』)･19･20(ここまで『ななこSOS』)｣に該当します。あと、最後の2曲(ふたり鷹)も｢アニメ歌年鑑'84｣で収録されましたからね。それゆえ少し価値が落ちてこの評価…ということです。
でも、他はかなり貴重だと思いますね…他にそれらのフルサイズを収録したCDがあるのでしょうか…^^;。

1作目についてのみのレビューです。

一瞬35mmか? と思ってしまったほどの高画質。
これだけでも買い。
（1作目は16mmとブックレットに明記されている）

音声に関しては、OPが放送時のものになったのが嬉しい。
LD発売時にステレオ化のためにテイクの異なる
レコード用フルサイズを無理矢理OPサイズに編集したものが
使われて、以後DVDでもその音声が使われていたので。

一方で、本編はDVDと同様でステレオ化された音声が使われている。
放送時に流れた「死者を送る歌」は使用されていたであろう回を
観てみたが確認できなかった。

EDもLD・DVDと同じ音声で放送時のものではないが、こちらは
映像特典として収録されている総集編内で放送時の音声を確認できる。
雄叫びの有無や最後のパートが異なっている。

全てが放送時のままの音声ではなかったのは少々残念だけど、
OPだけでも差し戻してくれたのは嬉しいし
本編の画質の良さは一見の価値ありなので買って損はないと思う。

おもしろかったが、途中で終わるので次がみたくなりますね。

ブックレットにラストの予定だったシナリオが短いが、載ってます。

ブックレットは白黒なのは残念ですが、全体的に結構読み応えがありました。

画質ですが、HDリマスターしたみたいでものすごくキレイですね。買って悔いはないと思います。

みなさん何も言わず唄いましょう。
盛り上がります。
しかし、夢の狩人は気を付けて、歌うと酸欠になります。でも全て熱くなります。

放映当時から資料（特に後半）があまり掲載されず、悶々としていたのだが、こうして一冊にまとまることは”事件”といってもいいくらいの出来事だと思う。掲載された設定資料は初掲載のものも数多く、改めてメカデザインの持つ熱量を体感することができた。それもこれも絶妙なページ構成のたまもので、久々にページをめくってわくわくする気分が味わえた。ロボットアニメが好きな人ならば、たとえ作品を一度も見たことがなくとも買っておくべき一冊だと思う。