焼け野が原で歩けなくなった女の子が、「No Music No Life!」とあの懐かしい、伸びやかな声で歌いながら戻ってきました。
今度はたくさんの仲間と、笑顔いっぱいで。
どの曲も以前のこっこのサウンドを彷彿させつつも、柔らかくなった感じ。そして「くるり」サウンドも心地よくミックスされて、楽しげに聴こえる曲が多くなったのが嬉しいです。
こっこの「痛み」の部分が好きだった人(私も含めて)にはちょっとだけ物足りないかもしれないけど、彼女の中の痛みが消えたのだと思えば、それは私たちの前から消えていた間の変化であって、むしろ喜んでいいのかも、と思いながら何度も何度も聴いてます。
ジャケットの切り絵もこっこの作品ですね。
とても素敵なもので、こちらも歌同様見応えがあります。