今は数多くある“テキストアドベンチャーゲーム”の、古典として この「Zook1」は存在する。1980年代にコンピューターゲームでの 登場からプレステ版への移植となった1996年、崩壊した地下帝国の 18の財宝を求めてプレイヤーは冒険を進めてゆく「ファンタジー」の 世界観を持ちながらも、どこかしら現実味の強い不思議な冒険には今でも時々旅立ちたくなる、350点満点目指して…
もともとはパソコンのゲームだったみたいです。
結構難しく、例をあげると、そこに落ちている石を拾って鳥にぶつけてると次の場面に移るとか、そこに絡まってるつたをさっき拾ったナイフで切って、落ちている丸太を集めていかだを作って、川をクリックすると下流に行って・・・
などなど。他の例だと重要人物にある話を聞かないと先に進めないとか、その人物に会うためにも何か解かなければならないとか。
いきなりパズルゲームもでて来たり、選択をあやまると牢屋に入れられたり、
殺されてしまったり、
とにかく盛りだくさんです。
短気な人は出来ないかも。
往年の名作テキストアドヴェンチャー。 選択肢はなく、プレイヤーは文章を読んで状況を理解しつつ、取りたい行動を文章で入力する。その度に行動の結果や変化に合わせた状況説明が表示される。 どんな文章でも理解してくれるわけではないが、想定される状況に対しかなり柔軟に対応できるようになっており、やたらと「そのコマンドは無効です」みたいなことにはならないように作られている。 例えば、「水を飲む」と入力したら「ちょうど喉が渇いていたんです」、「柵を飛び越える」と「素晴らしい、これであなたは次の段階へ行けます」。これらは実際のところゲーム的には全く意味のないやり取りではあるが、対話として成立することによってゲームの雰囲気を壊さないように配慮されている。 選択肢がないということは総当り的に解くわけにはいかないということで、謎解きゲームとしては最適のシステムであると言えよう。
原型は英文で、キーボードによる自由入力方式だったが、PS版/SS版では基本的に「文章の中から単語を拾って、それに予め用意されている動詞などを組み合わせる」入力方式が採用されている(必要に応じて平仮名による自由記述も可能)。慣れるまで少々操作し難いが、標準でキーボード入力環境のない機種である以上は致し方ない。 また、元は絵も音もない完全テキストのみの構成だったが、PS/SS版は文章の背景にうっすら風景が表示され、また音楽や効果音も付いて、テキストの邪魔にならない程度に控え目ながら雰囲気を盛り上げてくれる。 (以前のレビュー文字化けにつき書き直し)
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