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タイトルで1年をかけて始まった宮本文昭最後の日本全国を巡るツアーの、最後の公演。(実際には31日のトッパンホールの公演が最後。大所帯でやるのはこの東京文化会館が最後)
宮本さんはこの前も日本全国で公演をされており、「口の中が血の味がする」と仰っていたくらいハードスケジュールで吹いて吹いて吹きまくっていらっしゃいました。公演は自分の最後を締めくくる演奏にふさわしい、リラックスしつつも気魄あるものでした。(7時開演で、喋りすぎて終わりが10時過ぎてた)
CD化はされていないものの、本人お気に入りのカッシーニの「アヴェ・マリア」が収録されています。1本ピンと筋の通った凜とした演奏です。これだけでも買いだと思います。(笑里さんの「SMILE」には笑里さんメインの父娘競演ヴァージョンが収録されています)
宮本さんと親しい溝口肇さんや渡辺香津美さん、鳥山雄司さんなど、錚々たるメンバーが出演しているという点でもすごい公演でした。できればCDでも出して欲しいです。
以前から宮本文昭さんのサウンドには心を癒されてきましたが、今回のCDもなんとも言えない心地よさを頂きました。何度聞いてもこの感じは変わりません。
タイトル通り、リラクシングするにはベストな選曲で文句のつけようが無いすばらしい内容です。これから何か落ち込んだり心の掃除をしたい時は、このCDを聞きたくなると思います。ほんとに購入して良かったです。
クラッシックと言っても耳にすればどこかで聴いた馴染みのあるメロディばかりで、宮本さんのおとなのやさしさに溢れるオーボエに飽きることなくBGMしてます。これは10年前のCDだそうですが、そんなふうに感じないですよ。オーボエの音色再確認・・穏やかでホッとします。ステキな1枚を手に入れました!