今回の新曲は、正直余り鬼束ちひろに合ってない気がします。
個人的にはもっと王道の
バラード曲を歌ってもらいたかったです。
取り合えずこの後でるアルバムに期待と言うことで星三つかな。
いくらか緩和された雰囲気はあったが、冷戦時代の1976年に米ソで最高レベルの映画を作ったことが何とも感慨深い。その原作は、世界中の人に知られ、子供でも楽しめると同時に、
ノーベル賞作家メーテルリンクの深い思想が秘められた人類の至宝とも言える戯曲「青い鳥」。
技術の米国、芸術のソ連が、あらゆる面において出し惜しみはない。俳優も、米国が
ハリウッド3大大物女優の最高の演技なら、ソ連も最高のエリートダンサー達と見応えも十分だ。
監督は、「マイ・フェア・レディ」はじめ、60年代までに数多くの名作を作った19世紀生まれの巨匠ジョージ・キューカーである。
人々の印象に残るのは、当然、二人の兄妹であるが、妹ミチル役は後に英国のアイドルにしてエイス・ワンダーのボーカルになるパッティ・ケンジットの幼い頃だったとは初めて知って驚いた。
「青い鳥」自体が、実際は世間で言うほど単純でない謎の物語である。メーテルリンクは実は大変な思想家でもあるのだ。その作品を、世界最高の
スタッフが見事に映像化したと思う。
もちろん、娯楽映画として見て良いのであるが、これは永遠に見続けられる価値のある歴史的作品であると思う。