性格はもちろん、魔法少女になるいきさつもミーハーな「さくら」ですが、妙に現代的で、(普通の小学生で、他にやることもいっぱいあるのに)制約の中で全力投球しているな、と微笑ましくなってくるではないか。もういない他人が残した魔法を封印したカード。解き放たれ地に満ちたそれを1枚1枚再度封印するヒロイン。実在しない人物の影響力に対抗するその姿は、何やら現代の様々な人類の作りし怪物との戦い(原爆でも環境ホルモンでも好きなものをご想像下さい)になぞらえられるではないか。
…後半さくらカード篇は
ボーナストラックじゃによって多少のダレ(恋する乙女の上げたり下げたり、ともいう)は許す。