オープニングから最後まで時間が経つのを忘れて見入ってしまいました。
アニメーションのこととかは一般人なのでまったく分らないです。
しかし、この作品集のレベルはヤバイ！と思います。
初めて、京極夏彦や森博嗣、ハルヒを読んだ時のようにビックリしました。
面白かったです(^^)

　南山宏という人はオカルトやトンデモ本の著者であるかのようだが、読んでいると教養がある。逆に教養があってオカルトの扱う問題を真正面から中心に扱うので、信頼できる。
　本書はアトランティス伝説を、オーソドックスではあろうものの大西洋に沈んだ未確認の実在した島大陸として解明しようとしたものである。古地図コレクション、現代の地質学の成果から少しずつその未知の島大陸の実像を浮かび上がらせている。ただ、大西洋は太平洋と違い、地溝に沈み行くのではなく創成されてきた湧き出ずるプレートである。困難はまだまだなくなっていないものの庄子大亮『アトランティス・ミステリー』のように世界諸神話の洪水伝説と史実の関係すら認めない、ただただそんなものはない、という議論とはちょっと違う。
　本書から二十年が経った。著者が「統一理論」とまで云う超古代文明論の集大成がそろそろ読みたいものである。

文庫版を持っていましたが単行本を買い直しました。
石田氏のファンなのでやはり全館単行本化しないと気が済みませんでしたｗ

内容ですが駅の構内で無料配布されている（今はどうなのでしょうか？）R25の氏のエッセイ『空は、今日も。青いか？』をまとめたモノです。
氏の感性が表現できた柔らかな優しい文章で綴られていて氏らしいなと思います。

2014に発注をかけましたが思いかけず初版を入手することが出来ました。（あまり売れていないのでしょうか？心配です。）
読破しましたら2010年当時を思い出しました。
当時のキーワードを思い出すたび、自分がその時何をし何を感じていたのか懐かしく思い出します。

3・11が起こる前の発行でしたので、2010年は、色々あったが色んな意味で平和だったなと思いかえしました。