アニメ「
モノノ怪」のOPで聴いたときからいいなーと思っていたのですが、買ってフルで聴いてさらにハマってしまいました。
切ない哀愁漂うメロディと歌詞…
モノノ怪という作品にピッタリですし、この作品を知らない方にもぜひ聴いていただきたい1曲です。
CMで日本画風のフィールドを走るアマ
テラスに惚れ込み、大神というゲームを手にしてから早1年…。
正直、ここまでのめり込んだゲームは初めてで、今でも大神に対する熱は冷めません。
そんな大神の設定資料集が発売されたと聞いて、買わないわけにはいきませんでした!
厚さ2センチにも及ぶフルカラーで、ボリュームはたっぷりです。
全ての登場人物の紹介から始まり、製作段階での設定資料には
スタッフのコメントも添えられ、このゲームへの思い入れが伺えます。
(なんと当初はアマ
テラスは海に入るとイルカに姿を変える予定だったそうです)
また、最後の方には登場キャラクター達のストーリー以前・以後の日常の一コマも描かれていて
それぞれの幸せな場面が伺えます。
「こんなにも出しちゃっていいの!?」と思うくらいここに大神の全てが凝縮されていると言っても過言ではありません。
大神ファンは必見です☆
気付いてない方もいらっしゃると思いますが、表紙を外すと
内側はポスターになってますので確認あれ。
モノノ怪シリーズは全部で5匹の
妖怪が出てきます。
だからDVDも5巻に分担されているのかと思いますが、それがまるで短編集のように感じられるのです。
「長編、と聞くとなかなか手が出せない」とか、
「時間を分けて付き合える作品はないのか」と思いの方にはおすすめです。
1話約30分以内で構成されていますが、
その作中でも、すぱっと話が区切られていて気持ちが良いです。
「雰囲気が変わるぞ」とか、「場面が変わるのか」という心境を見事に再現してくれています。
だから、見ていても気持ちが良い。
それに日本人にありがちな「句点、終止符を打たない会話文」がなく、
むしろ単語で作り上げられているように感じます。
英文のような感じでしょうか。
けれど英文、と一区切りに出来ないのが、この作品の良い所です。
単語、というよりも、キャラのひとつひとつの台詞に、怪しい雰囲気を感じ、
分かりやすく綺麗で、古風な台詞にうっとり出来るかと。
美しい言葉を改めて好きになれると思います。
これだけの要素がありながら、作画も大変素晴らしいです。
監督である“中村健治”さん。
あの有名な「ハウルの動く城」にも監督補として活躍なされました。
そんな監督の手によって作られているのですから、十分、おすすめ出来る作品なのです。
キャラデザの“橋本敬史”さんは、
BONES会社の代表作になったであろう「
交響詩篇エウレカセブン」の原画担当者です。
最近では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」でも活躍されています。
きっと、あまり抵抗なく、作品の魅力に引き込まれる。
そんなアニメーション作品なのではないかと思います。