私はＰＳＰの小さい画面が激しく苦手で、
せっかくの小島監督作品でもプレイできなくて残念だったので、
今回のＨＤ化は願ったり叶ったりでした。

また、テレビが地デジ化された現在、解像度の高いモニタ環境にあっても
ＰＳ３以前のゲーム機はＨＤ出力ができないので、
今になってＰＳＰやＰＳ２の良ゲーを知ったとしても、
低解像度で出力された画面の耐えがたいジャギーに悩まされながらプレイすることになり、
せっかく後世に残るような名作も台無しとなり、非常にもったいなく思ってました。

こういった問題に対する答えとして、PSPリマスターや、PS2のゲームのＨＤ化は、
個人的には大歓迎です。
確かに過去作で儲けなおすのはどうなんだとは思いますが、
ゲームの開発費が肥大化し、
不況も相まって新規の良ゲーが生まれにくい現在、
それなりに意義もある上で低予算で良ゲーを売り直せる機会があること、
それによって生まれた資金で新規ゲームの開発費が潤沢になることは
ユーザーにとっても意義のあることなのではないでしょうか。

他の方も書いてらっしゃるように、操作方法に少々難があります。
キーコンフィグもなく、新しい操作方法なども用意されていません。
ピースウォーカーHDはそのあたりは問題なかったので、何故？という感じでしたが、
今回はコナミではなくBluepointGamesというスタジオが開発をしていて、
ここはゴッドオブウォーコレクションやICO/ワンダなどのHD化作品を開発しているところです。

操作以外の面は60フレーム化やフォントの再調整など、きっちりと作られている印象です。
ただ、ピースウォーカーに比べると単にポリゴン・テクスチャを引き伸ばしたような感じはします。

ゲーム自体が古く、2に至っては10年前のものですので、操作方法自体が古臭く今の基準からすると少々イライラするかもしれません。
ゲーム性が変わってくるなど問題もあるかもしれませんが、そこは新しいボタン配置などを用意すべきだと思います。
これは今後HDリマスターなどを発売していくのならば一つの課題として考えてほしいところ。
ゲーム自体はやはり面白いですし、ボイスアクトも素晴らしいため少し残念です。

前述のように360コントローラでは少々難ありなので、これはPS3版のほうが良いかもしれません。
ですが、買うべきではないというようなものでもありませんので、プレーしたい人は360版でもいいかと思います。
ちなみに今回もちゃんとした紙マニュアルはなく、ゲーム内にマニュアルが用意されています。

時代は変わったなと思い知らされました。
エンディングとオープニング曲や内容も観ていて恥ずかしくなるけど面白い。
自分の青春時代を思い出しながらやっぱり斉藤ゆきはよかったなあ。

友人に、「こええぞ〜」って薦められた当時、２０台半ばであった。
当時はもう既に、小学校時代に”心霊写真”を見てゾクゾクするような恐怖を感じる子供心も無く、科学的な知識も付いて、”お化けなぞ、人間の恐怖心が生み出した幻だ”というごく当たり前の認識を持つ青年になっていた。･･･んだもんで、薦めてきた友人に対し、、”いい年してガキか（笑）呪いのビデオ？ああそう（笑）”って鼻で笑って見たものである。
･･･が･･･観終わってからというもの、しばらく極度の睡眠不足になってしまったのである。
何でかって？？テレビが異常に恐くなったからである。この映画を観てからというもの、その後２週間位、静寂と暗闇の中に無機質に佇む”ブラウン管”が、そこに存在するというだけで、落ち着いて夜もマトモに寝ることができなくなったのである。
これはスゴイことである！お化けなど全く信じない私にここまでの”恐怖”を植えつけるとは！！
この映画のスゴイとこは、人間が本能的に持っている”恐怖心”にこれでもかというくらい、正確に無駄なく、ピンポイントに訴えて来るところにあると思う。
それはもはや、芸術である。”ホラー”という言葉が陳腐に思えてくるくらい、もうタチの悪い嫌がらせのレベルである（笑）。
お化けなんて信じない、でもお化けの”恐怖心”を心底味わってみたいという矛盾した願望の持ち主の方は、ぜひ一度見ておくべきだと思う。

もう車でならし放し!
おかげで頭の中は、ようすけのギターがなりっ放し!
前作も天才的だったが、今回はさらにパワーアップしている。
はじめて買った人は、すぐに前作も買ってしまうことになるから
まとめて買っちゃったほうがいい。
福岡ブルーノートで行われたＴＯＫＵのステージで過去４回ほど
生ようすけギターサウンドに触れたが、いい意味でリラックス
して滑らかな演奏に才能ってすごいなぁとひたすら関心したものです。
福岡でライブがあるときは必ず行きます。