ダンスミュージックなんて踊れればいいじゃんという人,哲学を求める人,様々でしょう.でも,アンダーワールドには後者を惹きつける力があるようです.まあ,そこまでいかなくとも「踊らなくても聞けるダンス・ミュージック」であることは確かでしょう.踊りつかれた人に私はお勧めします.
ヨーロッパでも、日本でも、テクノユニットの中で最も人気があるアンダーワールドのライブを映像で楽しむことが出来ます。ライブになっても彼らの音楽は非常にノリが良く、やはりかっこいいです。さらにDVDならではの迫力と臨場感を味わうことが出来ます。また、アングルを変えればTOMATOという映像アーティストの不思議な作品も観ることが出来ます。これがまた音楽と不思議とマッチしている!とにかくこれを見て一緒に体を動かしてしまうことは間違いないでしょう。
ありそうでなかったキラッキラのレイブチューン「Scribble」、 ありそうでなかった大合唱間違いなしのPOPチューン「Always love A film」、 ありそうでなかった真昼間のシラフなサウンド。
レイブを想像するだけで涙がこみ上げて来ます。
カールもリックも50歳を過ぎ、 もはや人生をサバイブする為の活力を与えてくれる音ではなくなったけれど、 今では人生をドライブする為の知力を与えてくれる音になっています。
「Born Slippy」に飛び跳ねたかつての若者なら、「Always love A film」1曲で買いです。 彼らの集大成であり、人生の光影が凝縮されています。
***付随のDVDも買いのひとつです。「Diamond Jigsaw」、ドアラを超える衝撃間違いなしです***
老いることも、もう怖くない。
ケイト=ベッキンセールの美しさが世界観にマッチしているので良いです。
従来のドラキュラや狼男が単独で持つ要素が未来的なオリジナルエッセンスとあいまって、観客に「またか」と思わせない作りになってます。
両種族の関係、ヴァンパイア・セリーンとヴァンパイアの長ヴィクターとの関係、ライカン(狼男)・ルシアンとヴィクターの関係など、
それぞれに絡み合う関係が明らかになっていく過程で、セリーンとマイケルの間に芽生える愛などなかなか見せてくれます。
ケイトはアクションもがんばってます。
ヴァンパイアとライカンの争いにおけるヴィジュアル的要素も面白い。
ちょっとだけCGが安っぽい気もするが、まぁ良いのではないでしょうか。
ちなみにケイトは監督のレン・ワイズマンと結婚しましたね。
女優さんって出会いが多くていいですねぇ。
国内盤との違いはライナーと価格のみ。他はすべて一緒です。
追記;輸入盤も3CDです。Amazonさんの誤表記に気をつけて下さい。
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