これを通常のホラー作品と思ってはいけません。はっきり言って「怪奇大作戦」や「ウルトラQ」世代を知っている人が、オープニングみてゲラ笑いするパロディー色満載のコメディーホラー?です。
良い意味でB級ですが、たまらなく面白い。清水監督やるな〜って感じです。
最終回へ向けたストーリー展開もバカバカしいけど、よく出来てて楽しめます。
正直彼等は
メジャーに出てくるのが早すぎた、もう2〜3年インディーズで腕を磨いてから出てきたら
実力的にももっと評価されていたと思います。後ファン層がね…いやどのバンドも若い時は顔ファン
ってのは付くもんですよ、それは十分わかります。
でもそしれにしてもこのバンドはそれが極端すぎたなぁ…
ルックスの良さは必ずしもバンドにとって+じゃないなというのを肌で感じたバンドです。
それにしても
メジャー3年程度で解散してしまうとは思わなかった、阿部氏の作曲センスは本物だと
当時思ってただけに活動休止を知った時は残念に思いました。
さてこのSCREEN、デビューシングルの『Silent movie』初期のミスチルを彷彿とさせる『Dream of reunion』
ノリの良いナンバー『GATE』(つーかこういう曲もっとガンガンやってほしかったよ)
その他『スカイ線の向こう』『MONSTER』となかなか将来性を感じるような曲が多いです。
初期のミスチルが好きならまず気にいるんじゃないかと思います、というかフレッシュで曲のバラエティもあるので
普通にお勧めのアルバムですね。それだけに"もったいないバンドだったなぁ…"その一言に尽きますね。