実はまだひとつも作っていません。
というのもこの本のレシピ・・・材料も分量もほんっとに大変すぎる。
店頭で中身を確認してから買ったのですが、よくよく読んでみると・・・絶句。
まずドライイーストの量。
「1.2g」とか「1.8g」は当たり前。0.1g単位で量らなければなりません。
「微量計」という0.1g単位で量れるデジタルスケールが必須になります。
次に、粉の種類を買いそろえるのが大変。
5人の職人が全自動パン3種、成形パン3種を紹介しているのですが、
粉をブレンドしているということもあって、3〜4レシピを試そうとすると10種類近く必要になります。
プロの味に少しでも近づけるために、ドライイーストの量も、水分量も
焼成時間も、
すべてギリギリの設定ですから、粉の種類も迂闊に変えられません。
そのかわり、すべてクリアして成功したらびっくりするくらい美味しいパンが焼けそうですが・・・。
気軽にパン作りを楽しみたい人や初心者向けというよりは、
パン作り中級者以上で、一段上のパンを目指している人向けかなぁと思います。
個人的には、まず微量計を買ってから、
シニフィアン シニフィエ・志賀さんのパン ペイザンを焼いてみたいと思っています。