マンUが好きなのと、
英語の勉強のつもりで購入。
語学力でまだ一部しか読んでいないが、実績のの重みというものが
随所にあるようだ。
日本語版も近々出版されるようだが、それも購入して、読み比べて、
語学の勉強と知識を増す楽しみをともに達成するのが目標。
本は、ほんとんど新品に近く、洋書コーナーには新本のあったが、
価格が半分くらいであったのでありがたい。
レンタル屋さんの棚に数多いカーチェイス物には、低予算でチンプな地雷作が多いものですが
これは、比較的「当たり」の作品だと思います。
違法な公道レースを繰り返す主人公に手を焼いた母親が、主人公を離婚した父親のもとへ預け…転校先での恋・ライバルとのストリートレース・疎遠だった父との和解などなど、ワイスピ3まんまのおおまかなストーリー設定はご愛嬌ですがw
ストリートレースシーンも真面目に作られており、迫力不足は感じませんでした。基本、アメリカ的な馬力勝負・直線勝負な内容ですが
カット割りやクラッシュシーンも次第点かと思います。
主人公は、白いスバル・
インプレッサWRX-STI(涙目のGDB型)を愛機としており、劇中では縦横無尽に活躍します。ワイスピみたいに途中で別のクルマに乗り換えるという事はしません。
「あれは2003年式か?」「違う!2004年式だよ!」
という父親との会話シーンには、インプ好きとしては思わずニヤリとしてしまいました。
転校先の同級生ながら、金持ちのボンボンで嫌みな性格…しかも日本車を小馬鹿にしている…というテンプレ設定wのライバルは、フォード・マスタングGTを駆って無類の速さを誇っています。これもカッコ良いです。フォード車vsスバル車…いいですねえ
他は基本燃費の悪そうなアメ車が勢ぞろいですが、恋仲のヒロインは
ポルシェ、主人公の友達はホンダ・シビッククーペSiに乗っています。
北米専用のシビッククーペSiがカー映画で使われているはかなり貴重だと思います。
全体としてツッコミ所はありますが、王道の内容としてほどよくまとまっており、地味ながら堅実な出来だったと思います。
カー映画が好きなら見て失敗は無いかと思います。