戦争を契機に別離を余儀なくされた男と女。
ロシア戦線に赴いた夫をただひたすら待つ女。
しかし終戦とともに夫を探しに
ロシアへ渡る決意を固める。
彼女を待っていたのは・・・。
愛に包まれた生活と別離後の悲壮な現実が交互に映し出されることで
強烈なコントラストとして脳裏に焼きつかせられる。
戦争という社会状況に翻弄された悲劇的な愛の転機を描くのは
イタリア映画の巨匠、ヴィットリオ デ シーカ監督。
その悲劇に彩りを添えるのはヘンリー マンシーニの美しい音楽。
ウクライナの大地に咲き誇るひまわりの下には
悲壮な過去が眠っていたのである。
監督:ヴィットリオ デ シーカ
出演:ソフィア ローレン、マル
チェロ マストロヤンニ、
音楽:ヘンリー マンシーニ