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アメリカ在住、あるいはアメリカを旅行するほとんどの日本人がいわゆるNY、シカゴ、LA、SFなどの都市部を見て、アメリカという国を判断するのであろう。私自身も4年前まではカリフォルニアのサンディエゴに長く住んでいた。20年ほど前、初めて日本からカリフォルニアに渡った時には、若かったせいもあるがほとんどカルチャーショックもなく、カリフォルニアの生活に即とけこめたのだが、4年前に中西部の小さな町に移ってからは、いまだにカルチャーショックからぬけきれていない。その最大の理由は「キリスト教」である。前時代的に聞こえるかもしれないが、中西部の小さな町の生活は「教会」を中心としてまわっている。そして「キリスト崇拝」こそが、彼らの日常生活の基盤なのである。キリスト教徒から見れば異教徒ではあるが、日本人的にどんな宗教でも気軽に受け入れてしまう私にさえ、彼らのかたくななまでの宗教観念には驚くばかりだった。このJesus Campは一部のキリスト教グループのドキュメンタリーではあるが、その本質は、中西部に多く見られるキリスト教の教会とさほど変わりがない。このドキュメンタリーはそのグループへの批判的精神の観点から作られているので、フェアではないとも見られるが、日本人が見落としがちなアメリカの根強い文化の一部として、重要なメッセージが含まれていると思う。このドキュメンタリーに、日本語の字幕がないのが残念だ。字幕があれば、もっと多くの日本人が見ることができるだろう。宗教、あるいは思想にせよ、洗脳というのは恐いものだ。けれど結局のところ、社会においても、あるいは家庭、教育の場においても、人間はお互い洗脳し合って生きている。どんな洗脳が「正しくて」、どんな洗脳が「恐い」のかは、結局、個人個人の主観によるのだろうが。
以前みた映画版のイメージが強烈で、歌は好きでも映像は敬遠していたのですが、これは良かったです。四季の舞台の照明の雰囲気を思い出しました。俳優達の表情までみることができる舞台、という感じです。 サウンドでは、CDでオリジナルLondon、映画サントラ、1996年版を聞いてきましたが音を確実にとることでは1996年版(それ以上?)という素晴らしさです。実際に演じながら歌っているので1996年版よりもゆっくりめの歌になっているところもあります。 最後の晩餐からゲッセマネにかけては感動の一言でした。
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