たしか、ファミ通という雑誌のレビューで、ジョルジュ中冶というレビューアーが、
8点と、高評価していました。(1991年発売。ファミコンなんか廃れていたのに)
わたしも、これは、子供の頃はまって何回もクリアしました。5時間もかかりませんでしたよ。
プリンスオブペルシャみたいに、障害物をよじ登ったりします。
・・・あ、断っておきますが、中ボス以外は倒したりできないので、爽快感はないです。
トラップを、ちくちく突破していくタイプの玄人好みのアクションゲームです。
怪しいところに、たいてい回復アイテムがありますので、常にライフに余裕を持って進めば簡単ですね。
ボス戦の、障害物競走にすごく熱くなりました。
このゲームを作った
スタッフはゲームに愛を持っているというか、
プレイヤーへのサービス精神が伝わりました。
今からでも、買って損はないです。
ちなみに、もし自分がファ○通レヴュアーだったら”7”点ですね。
書店でたまたま見かけて、つい出来ごころで購入したのですが、
これ、メチャクチャ面白いです。
このテのMOOK本にありがちな、つまらないデータの羅列や、
どうでもいいよの解説などなどまるでなし。
御祝儀の花輪のように巻頭を飾るインタビューは、
藤子不二雄A氏、北見けんいち氏という漫画家仲間に加え、知る人ぞ知る名編集者、武居俊樹氏。
まさに赤塚氏の戦友と言える三氏の証言が、最高の「つかみ」となったあとは、
それではみなさん、読んでくださいとばかりに、ただひたすらに、作品のオンパレード。
「
おそ松くん」から「レッツラゴン」まで、バラエティに富んだ品ぞろえですが、
数ある作品の中から、特に「毒」を含んだものばかりを抽出したような、編集者の作品選定センスには文句なしの大拍手。
赤塚不二夫という不世出の才能の、ギャグの切れ味、鳥肌が立つような凄味を、十二分に味わえる構成になっています。
この「毒」を含んだというか、はっきり言って「毒まみれ」の面白さは、子供には分かりませんね。
大人の世界です。大人だけが楽しめるもの。
脳ミソにビリビリくるような刺激をほしがっている大人のみなさん。
一度だまされたと思って、この本読んでみなはれ〜。
赤塚不二夫といえば、その日暮らしの人間のようなイメージがあったが、この本を読んで人物像をあらためさせられた。詳しくは読んでいただきたいが、周囲の気配りの塊のような人だということがわかる。読み終わったときは、晩年の話がもっと読みたいとおもったが、最後は寝たきりだったことを思い出した。