もともと池波正太郎氏の「幕末
新撰組」で永倉新八に魅力を感じたのですが、池波氏のリアルなフィクションもとても素晴らしいですが永倉の談話は魅力的です。
新撰組の時代はわずか150年前の話なのでとても親近感が湧きます。150年前を「わずか」とするか「150年も前」とするかは人それぞれですけれど。永倉が逝去する大正まで
新撰組に想いを持っていたと想像すると、
明治維新という激動にロマンを感じます。
江戸城、無血開城後の、生き残った
新撰組隊士の闘いが描かれた今作。近藤、沖田に先立たれた土方の喪失感と狂気が切なく、そんな土方を懸命に支えようとする、斎藤、市村の献身に胸打たれます。特にまだ年若い市村が健気で、涙を誘います。そして、全三作に渡って物語の中心人物である土方を演じられ、ナレーションまで務められた中井さん。本当にお上手で、感動しました!鬼気迫る戦闘シーンも、心の支えを失って泣き崩れる場面も、情感豊かに演じられていて、物語に引き込まれました。ファンの方は是非、シリーズ通して聴いてみて下さい。
鈴蘭という名前にピッタリの可憐な香りですほんとにほのかに香る、自然な香水なのでどんなシチュエーションでも使えると思います。ただ量のわりに値段が張るのでこの評価にしました…香りは大好きです!